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2025年12月3日 更新!
外壁塗装の耐久年数は何年?塗料別寿命ランキングと長持ちさせるコツを解説
マイホームを建ててから10年ほど経つと、「そろそろ外壁塗装をしたほうがいいのかな?」と考える方も増えてきます。 しかし実際には、「塗料によってどれくらい長持ちするのか」「10年で本当に塗り替えが必要なのか」「どんな塗料を選ぶとお得なのか」など、疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。 そこで、本記事では、外壁塗装の耐久年数についての正しい知識を解説します。 塗料別の寿命ランキングや、塗装を長持ちさせるコツまで、外壁塗装を検討している方が知っておきたいポイントをすべてまとめました。 外装塗装の塗り替えについてお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。 外壁塗装の耐久年数の基礎知識と確認ポイント 「耐久年数」は、建物の保護効果が持続する期間を示すため、塗り替え計画を立てるうえでも気になるポイントでしょう。 ここでは、外壁塗装の耐久年数について見ていきましょう。 外壁塗装の耐久年数とは? 外壁塗装の「耐久年数」とは、塗膜(塗料の保護膜)が本来の性能を保ち続けられる期間を指します。 紫外線や雨風、温度変化などの外的要因によって、塗膜は少しずつ劣化していきます。定期的な塗り替えをおこなうことで、外壁材自体の寿命を延ばし、美観と防水性能を維持できます。 耐久年数は、使用する塗料の種類や施工の質、立地環境によって異なります。例えば海沿いの家や日当たりの強い地域では、劣化が早まる傾向があります。「塗料選び」と「施工技術」の両方が耐久性を左右します。 一般的な外壁塗装の寿命は10年? 外壁塗装は「10年ごとに塗り替え」といわれることが多いですが、高性能塗料が普及した時代においては10年以上持つ塗料もあります。 「10年」という数字は、かつて主流であったアクリル塗料や、比較的安価なウレタン塗料の耐久年数に由来しています。 現在は、外壁塗装の主流となっているシリコン塗料や、さらに高性能なフッ素塗料、無機塗料を使用すれば、10年を大きく超える耐久性を実現できます。 「10年」という数字は、あくまで劣化が目立ち始めるひとつの目安であり、最新の塗料の進化を考慮すれば、必ずしも10年で塗り替え必須ではありません。高性能塗料を選択することで、初期費用は高くなりますが、塗り替えサイクルが長期化するため、建物の生涯メンテナンスコストは削減できるというメリットがあります。 外壁塗装の【塗料別】耐久年数ランキング 外壁塗装の寿命を決める大切な要素は、使用する塗料の種類(グレード)です。塗料の主成分が持つ耐候性によって、塗膜が紫外線や雨風に耐えられる期間が異なります。 ここでは、現在市場で代表的に使用されている塗料を、耐久年数順にランキング形式で紹介します。長期的なメンテナンス計画を立てる際の参考にしてください。 1位 無機塗料|最長25〜30年の超高耐久タイプ 無機塗料は、ガラスやセラミックなど「無機成分」を多く含む塗料で、紫外線による劣化がほとんどありません。 耐用年数20年以上を実現できる数少ない塗料で、メンテナンス頻度を抑えたい方に最適です。 ただし、塗膜が硬いため施工技術が求められます。信頼できる業者に依頼することが大切です。 2位 フッ素塗料|耐久年数15〜20年で長期安心 フッ素塗料は、航空機や高層ビルでも使われる高性能塗料です。紫外線や酸性雨に強く、汚れがつきにくい特徴があります。 価格は高めですが、再塗装までの周期が長いため、トータルコストで見ると経済的です。 3位 ラジカル塗料|コスパと耐久性のバランスが人気 ラジカル塗料は、紫外線による劣化を抑える「ラジカル制御技術」を採用した最新塗料です。 耐久年数は13〜16年程度で、コストと耐久性のバランスが良く、近年人気があります。 4位 シリコン塗料|標準的な耐用年数10〜15年 シリコン塗料は、現在最も普及している塗料のひとつです。耐久性・価格・仕上がりのバランスが優れており、外壁・屋根どちらにも使われます。 一般的な耐久年数は10〜15年で、コストパフォーマンスからも現実的な選択肢として評価されています。 5位 ウレタン塗料・アクリル塗料|リフォームや短期リペア向き ウレタン塗料やアクリル塗料は価格が安く、DIYや部分補修などに適していますが、耐久年数は5〜10年程度と短めです。 「とりあえず見た目を整えたい」「短期間だけもたせたい」というケースに向いています。 外壁塗装の耐久年数を超えてしまった場合のリスクと対処法 塗膜の寿命を超えて劣化が進行すると、外壁材を守る機能が失われ、建物全体に深刻なダメージを与えることになります。 塗膜の寿命を超えた状態とは、防水性能が失われ、外壁材の内部、さらには構造体まで水分が侵入する恐れがある、危険な状態です。 ここでは、具体的な劣化サインと、放置した場合のリスク、そして適切な対処法について詳しく解説します。 チョーキング・ひび割れ・コケなどの劣化サイン 外壁の塗膜が本来の性能を失い始めると、目に見える形で様々なサインが現れます。 劣化サイン 状態とメカニズム リスク チョーキング現象 塗膜の主成分である樹脂が紫外線によって分解され、顔料(色材)が粉状になって表面に浮き出る現象です。外壁を触ると白い粉が手につきます。 塗膜の保護機能が失われ始めている初期サイン。防水性が徐々に低下しています。 ひび割れ 髪の毛ほどの細いクラックから、構造体まで影響を及ぼす構造クラックまであります。 ひび割れから雨水が浸入し、外壁材の内部や建物の構造を腐食・劣化させる原因となります。 コケ・藻・カビ 北面や日陰、湿気が溜まりやすい場所に発生します。塗膜が水分を弾く力を失い、常に水分を含んだ状態になっている証拠です。 塗膜の防水性が著しく低下しており、バイオ汚染が外壁材の劣化をさらに加速させます。   放置するとどうなる?修繕費が高くなる理由 外壁の劣化サインを「まだ大丈夫」と放置し続けることは、将来的に修繕費を大幅に高騰させる要因となります。 【放置による深刻なリスク】 内部への浸水・腐食:ひび割れなどから浸入した雨水が、外壁材の裏側や柱などの構造材を腐食させます。木造住宅の場合はシロアリの発生リスクも高まります。 外壁材の損傷:外壁材(サイディングボードなど)自体が水分を吸収し、乾燥と吸水を繰り返すことで、反りや膨張、剥離といった深刻なダメージを受けます。 劣化を放置した結果、再塗装ではなく、外壁材の「張り替え工事」や「重ね張り(カバー工法)」が必要になると、足場代や廃材処理費、新しい外壁材の費用などが加算され、塗装工事の数倍に及ぶ高額な費用が発生します。 早めの再塗装(予防的メンテナンス)は、建物を長寿命化させるだけでなく、結果的に建物の生涯コストも抑えられるのです。 外壁塗装の耐久年数を超えてしまった場合の対処法 耐久年数を超え、上記のような劣化サインが見られた場合は専門家による正確な診断に基づいた、適切なメンテナンスおこなってもらいましょう。具体的な対処のステップは以下の通りです。 ①現状の把握  自己判断は避け、専門業者に連絡し、外壁全体の劣化状況や下地の状態を詳細にチェックしてもらいます。  ②適切な工法の選択 診断結果に基づき、軽度なら再塗装(補修を含む)、重度なら重ね張りや張り替えなど、劣化状況に応じた最適な工法を業者と相談します。 ③見積もりの比較 複数の業者から見積もりを取得し、工事内容と使用する塗料のグレード、費用を比較検討します。価格の安さだけで判断せず、施工内容の信頼性を重視しましょう。 ④工事の実施 劣化は進行し続けるため、診断・検討後はできるだけ早く工事を実施することが、建物のダメージ拡大を防ぐ最善の策となります。 外壁塗装を耐久年数より長持ちさせる5つのコツ 外壁塗装のカタログに記載されている耐久年数は、あくまで理想的な条件下での目安です。実際の外壁塗装の寿命は、施工後の日々のメンテナンスや、建物の立地環境、最初の塗料選びによって大きく変わります。 ここでは、外壁塗装を効果的に保護し続けるための具体的な5つのコツを見ていきましょう。 耐久性の高い塗料を使う 外壁塗装の耐久性を決める重要な要素は、使用する塗料のグレードです。耐久性の高い塗料を選ぶことは、塗り替えサイクルを長期化させ、結果的にトータルメンテナンスコストを抑えることにつながります。 フッ素塗料や無機塗料の選択:シリコン塗料に比べて初期費用は高くなりますが、フッ素系塗料は15~20年、無機系塗料は20年以上の高耐久性を持ちます。とくに20年以上の長期的なメンテナンス計画を立てる場合は、高グレード塗料の選択がおすすめです。 遮熱・低汚染機能の付加:紫外線による劣化を防ぐ遮熱機能や、雨で汚れを洗い流す低汚染機能を持つ塗料を選ぶことで、塗膜自体を外部ストレスから守り、寿命を延ばす効果も期待できます。 外壁材(サイディング・モルタル)に合った塗料を選ぶ いくら高性能な塗料を選んでも、外壁材と塗料の相性が悪ければ、早期に塗膜の剥離や膨れが発生し、耐久年数が短くなります。 最近の窯業系サイディングは吸水性が高いため、塗膜に通気性がないと内部の湿気を逃がせず、塗膜の膨れや剥離の原因となるのです。適度な通気性を持ち、サイディングの動きに追従できる塗料を選ぶ必要があります。 モルタル壁の場合は、モルタル壁に発生しやすいひび割れ(クラック)に対応するため、塗膜が伸びる性質を持つ弾性塗料を選ぶといいでしょう。ひび割れの再発を予防し、内部への水の浸入を防ぐことが可能です。 また、上塗り塗料の性能を最大限に発揮させるには、外壁材の状態(劣化度、素材)に合わせた適切な下塗り材を選ぶことも重要です。 技術力のある塗装業者に依頼する 外壁塗装の耐久性は、塗料の質と職人の技術が大切ともいわれます。いくら良い塗料を使っても、職人の技術が低ければ本来の性能を発揮できず、耐久年数が短くなります。 たとえば、塗装の土台となる下地処理(高圧洗浄、ひび割れ補修、ケレンなど)は、塗料の密着性を左右する最も重要な工程です。手を抜かずに丁寧に行う業者が、耐久性の高い仕上がりを実現します。 いのペンでは、自社施工・国家資格保有職人による丁寧な施工で、塗料の性能を最大限引き出し、確かな耐久性を提供しています。 定期点検・メンテナンスで耐用年数を延ばす 外壁塗装は一度きりの工事ではありません。施工後も継続的な点検と軽微なメンテナンスをおこなうことで、外壁塗装の寿命はさらに延びます。 5年ごとの点検実施:施工後も5年ごとに点検をおこなうことで、初期のチョーキングや小さなひび割れなどの劣化を早期に発見し、大掛かりな補修になる前に対処できます。 軽微な補修の実施:シーリング材の小さな割れや、塗膜の初期の剥がれなど、軽微な補修を放置しないことで、水の浸入を防ぎ、塗膜全体の耐久性を維持できます。 トップコートの再塗布:高耐久性の塗料でも、紫外線による表面の劣化は起こります。寿命の終盤にトップコートを再塗布するだけでも、数年の延命効果が期待できる場合があります。 環境条件(気候・立地)にあった塗料を選ぶ 建物の立地環境は、塗膜へのストレスを左右します。環境条件を考慮せずに塗料を選ぶと、耐久年数よりも早く劣化が進んでしまいます。 沿岸部・南向きの壁:紫外線や潮風による塩害の影響を強く受けるため、耐候性と防汚性に優れたフッ素塗料や無機塗料を選ぶと効果的です。また、通常より早めの点検が必要です。 日陰・北面:湿気によるカビ・コケの発生リスクが高いため、防カビ・防藻性能に特化した塗料や、透湿性(湿気を排出する性能)が高い塗料を選ぶことが重要です。 まとめ 外壁塗装の耐久年数は「塗料の性能」「施工の質」「メンテナンス」の3要素で大きく変わります。 長く快適に暮らすためには、安さだけでなく、信頼できる施工業者選びが何より重要です。 いのペンでは、国家資格保有の職人も多く在籍しております。丁寧に施工し、自社保証で安心を提供しています。 外壁や屋根の塗装を検討している方は、まずは無料診断からお気軽にご相談ください。

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2025年11月29日 更新!
外壁塗装はいつがベスト?塗り替えの見極め方と失敗しないタイミングを紹介
住宅の外壁は、雨風や紫外線から家を守る大切な役割を持っています。しかし、日々の劣化は目に見えにくく、「そろそろ塗り替えたほうがいいのでは?」と悩む方も多いのではないでしょうか。 外壁塗装は適切なタイミングでおこなうことが大切で、早すぎても無駄になり、遅すぎると建物自体の劣化につながります。 そこで、本記事では、外壁塗装のベストなタイミングや塗り替えのサイン、季節ごとの注意点、塗料別の耐久年数を解説します。 失敗しない外壁塗装のタイミングを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。 外壁塗装のベストなタイミングとは?塗り替えの目安年数を解説 外壁塗装は、住宅を長持ちさせるために欠かせないメンテナンスです。 外壁の塗り替えを適切なタイミングでおこなうことで、劣化の進行を防ぎ、建物の資産価値を守ることが可能です。 ここでは、外壁塗装の塗り替え年数目安について見ていきましょう。 外壁塗装の塗り替え目安は10年って本当? 「外壁塗装は10年ごとにおこなうべき」とよくいわれます。 10年が目安といわれる理由は、一般的に使用されるシリコン塗料の耐用年数が約10〜12年であることに由来します。かつて主流だったウレタン塗料(耐久7〜10年)やアクリル塗料(耐久5〜8年)の耐用年数も関係して、10年ごとに塗り替えるという目安が広まったのです。 ただし、実際には日当たり・風雨・塩害地域などの環境によって劣化スピードが変わります。南面や西面は紫外線の影響を受けやすく、早めの塗り替えが必要な場合もあるので注意しましょう。 外壁塗装はまだするな?早すぎる塗り替えがNGなケース 劣化が少ないうちに早めに塗り替えをしたくなる方もいますが、早すぎる塗り替えはコストの無駄につながります。 新築から5年以内の場合、塗膜はまだ十分に機能していることが多く、再塗装しても密着性が悪くなる可能性があります。また、施工後すぐの塗り替えは、前回使用した塗料の成分が残っていると塗料同士の相性不良を起こすリスクもあるのです。 目安として、チョーキング(粉が手につく)やひび割れ、色あせなどの劣化サインが見え始めた段階で検討するのが理想です。 外壁塗装の適切なタイミングの見極め方 「10年で塗り替えは早い」といわれるケースの多くは、フッ素塗料や無機塗料といった高耐久塗料が前回の塗装に使われている場合です。 【高耐久塗料のメリット】15年〜20年という長い耐用年数を持つため、10年での再塗装は基本的に不要です。塗り替え回数が減り、長期的なメンテナンスコストを大きく節約できます。 しかし、高機能塗料だからといって、メンテナンスを怠るリスクも存在します。10年ほど経過している場合、使用している塗料の種類にかかわらず、外壁の下地が徐々に傷み始めている可能性があるのです。 劣化が進行すると、補修範囲が広がり、高額な補修費用が追加で発生することになりかねません。外壁の劣化が軽度なうちに対応すれば、結果的に修繕費用を抑えられます。 定期的に現在の塗料の種類と劣化状態を専門家に見てもらい、メンテナンスの有無を判断しましょう。 塗り替えが必要なタイミングのサインは?外壁塗装のチェックポイント 外壁塗装のタイミングは、劣化のサインを見逃さないことが重要です。 ここでは、外壁塗装の劣化のサインについて詳しく見ていきましょう。 チョーキング・ひび割れ・色あせは放置するとどうなる? 外壁塗装の代表的な劣化サインは、次の通りです。 チョーキング現象:手で触ると白い粉が付く。塗膜の防水機能が低下している証拠です。 ひび割れ:外壁の膨張・収縮で生じる微細なひび。放置すると雨水が侵入し、下地の腐食を招きます。 色あせ・汚れ:紫外線による退色は塗膜劣化の初期症状です。外観の印象が悪くなるだけでなく、防水性の低下を意味します。 劣化サインを放置すると、内部の構造材にまで被害が及び、外壁張り替えが必要になるケースもあります。 塗装業者が教える、塗り替えを判断するポイント プロの塗装業者は、以下の点をチェックして塗り替え時期を判断します。 外壁の表面を触ったときの粉の有無(チョーキング) ひび割れや浮きの範囲 コーキングの弾力やひび割れ 雨染みやカビの発生状況 屋根や雨樋との取り合い部の防水性 建物全体の状況を総合的に判断し、塗り替えや補修の提案をおこないます。信頼できる業者に建物の診断を依頼すると安心でしょう。 外壁塗装に適した季節と避けるべきタイミング 外壁塗装には、気候条件が仕上がりに大きく影響します。 ここでは、外壁塗装に適した季節について、詳しく見ていきましょう。 春・秋が人気!季節ごとのメリットとデメリット どの季節にもメリット・デメリットがあり、地域の気候に合わせて判断することが大切です。 季節 メリット デメリット・注意点 春 3月〜5月 気温・湿度ともに安定しており、塗料が適切に乾き、最高の仕上がりになりやすい。 人気が高く業者の繁忙期となるため、希望の日程で予約するには早めの行動が必要。 秋 9月〜11月 穏やかな気候で施工トラブルが少なく、塗料の性能が発揮されやすい。 台風や秋雨前線の影響を受けやすく、天候によるスケジュール調整が発生しやすい。 夏 7月〜8月 日が長く、乾燥が非常に早いため、工期を短縮できる可能性がある。 高温により塗料が早く乾きすぎてしまい、塗膜のムラや密着不良が生じるリスクがある。 冬 12月〜2月 空気が乾燥していて塗料が扱いやすい。閑散期のため、業者を確保しやすい。 気温が低すぎる地域では、塗料の乾燥基準(5℃以上など)を満たせず、施工時間が厳しく制限される。   外壁塗装にふさわしくない月とは?梅雨・真夏・真冬の注意点 以下の時期は、塗料の乾燥や密着に悪影響を及ぼすリスクが高いため、とくに注意が必要です。 梅雨(6月): 高すぎる湿度(85%以上)が続くと、塗料がなかなか乾かず、塗膜の剥がれやふくれといった不良の原因になります。 真夏(8月): 直射日光により外壁の表面温度が60℃を超えることもあり、塗膜が急激に乾燥することで、均一な塗膜が作られずムラが出やすいリスクがあります。 真冬(1月〜2月): 朝晩の結露により塗膜に水分が浸透し、密着不良やツヤムラなど塗膜不良が起きるリスクがあります。 気象条件が不安定な時期は避け、施工実績豊富な業者の経験と地域の詳細な天候データを踏まえて日程を決定することで、工事の安全性を高められるでしょう。 地域や気候によって異なるベストシーズンの選び方 日本列島は地域によって気候が異なるため、お住まいの地域のベストシーズンを見極めることが大切です。 寒冷地(北海道・東北など): 積雪や低温の影響を避けるため、春〜初夏(5月〜7月)が最も安定して施工しやすい時期となります。 高温多湿地域(沖縄・九州南部など): 台風シーズンや梅雨を避け、気候が落ち着く秋(10月〜12月)がベストシーズンとされます。 また、沿岸部にお住まいの場合は、塩害による劣化が内陸部よりも早いため、塗り替え周期を短くするのがおすすめです。 外壁塗装の耐久年数とタイミングは塗料で変わる 外壁塗装の寿命は、使用する塗料の種類によっても変わります。 塗料選びを誤ると、数年で劣化が進んでしまうこともあるため、耐久性とコストのバランスを考慮しましょう。 アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素塗料の特徴比較 塗料の種類 耐用年数 特徴 アクリル塗料 約6〜8年 安価だが耐久性が低く、短期間での再塗装が必要 ウレタン塗料 約8〜10年 柔軟性があり密着力が高い。コストと性能のバランスが良い シリコン塗料 約10〜15年 耐候性・防汚性に優れ、現在の主流 フッ素塗料 約15〜20年 高耐久・高価格。長期的に見るとコスパが良い 高耐久塗料ほど初期費用は上がりますが、長期的にはメンテナンスコストを抑えられます。 高耐久塗料を選ぶとどうなる?メンテナンスコストを抑えるコツ 外壁塗装で高耐久な塗料を選択すると、長期的に見て出費を抑えられるというメリットがあります。 【耐久性の向上】 フッ素塗料や無機塗料といった高グレードの塗料を選ぶことで、15年以上の耐久性を長期にわたって確保できます。 【塗り替え回数の削減によるコストカット】 耐久年数が延びることで、塗り替え回数自体が減少します。足場代や人件費といった固定費用を節約可能です。 【光熱費削減も可能】 遮熱や断熱効果を併せ持つ高機能塗料を選択することで、夏の暑さや冬の寒さを和らげ、冷暖房の効率が向上します。 塗料と外壁材の相性で変わる塗り替え時期 外壁塗装を成功させるには、建物の外壁材の種類と塗料の特性の相性を考慮することが重要です。 外壁材には、サイディング外壁、モルタル外壁、ALCパネルなど、さまざまな種類があり、それぞれに最適な塗料が異なります。 外壁材と合わない塗料を選んでしまうと、塗膜が外壁の動きに耐えられず、数年で塗膜の膨れや剥離といった深刻な施工不良を引き起こす原因となります。 専門知識を持つ業者と相談し、外壁材に最適な塗料を選ぶことが、塗装を長持ちさせるためのポイントです。 外壁塗装の費用相場とタイミング別のコスト比較 外壁塗装の費用は、家の大きさ・塗料の種類・劣化状態によって変わります。 ここでは、外壁塗装の費用相場について見ていきましょう。 30坪・40坪の戸建てでかかる塗り替え費用の目安 外壁塗装にかかる費用は、家の大きさ、選択する塗料の種類、外壁の劣化状態によって変動します。 延床面積 費用の目安 30坪 60〜100万円 40坪 80〜130万円   足場費用や下地補修、コーキング打ち替えなどを含めると、見積もりはさらに変動します。 劣化が進む前と後、どちらが得?修繕コストの違い 劣化が軽度のうちに塗り替えると、塗装工事だけで済むこともあり、費用を抑えられます。 一方、下地が傷んでいる場合は補修費やシーリング交換が必要になり、追加費用が発生することもあります。 外壁塗装の最も重要な費用削減のコツは、適切なタイミングで塗り替えることです。 塗装のサインを見逃さず、早めの対応を心がけることが、結果的に経済的な選択となります。 失敗しない外壁塗装のタイミングと業者選びのコツ 外壁塗装は、業者選びで結果が変わります。 安さだけで選ぶと、手抜き工事や不適切な塗料使用により、数年で再施工が必要になることもあるので、信頼できる業者の見極めが重要です。 ここでは、外壁塗装の業者選びについて、詳しく見ていきましょう。 「今はまだ塗らない方がいい」といえる業者が信頼できる理由 外壁塗装は、業者選びによって結果が左右されます。安さだけを追求した業者を選ぶと、手抜き工事や規定量以下の塗料使用などにより、数年で再施工が必要になるという最悪のケースを招いてしまうでしょう。 信頼できる業者は外壁の状態を専門的な視点から正確に判断し、「今はまだ塗り替えは不要」と正直にアドバイスできる知識を持っています。 反対に、「今すぐやらないと危険です」「今なら特別価格です」といった不安を煽るような営業を仕掛けてくる業者には、慎重に対応する必要があります。 見積もり比較でチェックすべき3つのポイント 複数の業者から見積もりを取り、内容を理解したうえで契約することが、失敗しないポイントのひとつです。とくに以下の3点は必ず確認しましょう。 塗料の種類とメーカー名・製品名が具体的に明記されているか。 塗装前の重要な工程である下地処理(高圧洗浄、ひび割れ補修など)や、窓などを汚さないための養生費が適正に含まれているか。 施工後の保証年数と、保証の対象範囲が明確か。 定期点検とメンテナンスなどのアフターケアがあるか 外壁塗装後に適切な定期点検をおこなうことで、塗膜の寿命を延ばすことが可能です。 定期点検をおこなうことで、初期の塗膜の剥がれや小さなひび割れといった劣化のサインを早期に発見できます。軽度な劣化であれば、部分的な補修をおこなうだけで、大規模な再塗装をすることなく、美観と防水性を維持することが可能です。 業者を選ぶ際には、定期点検や10年保証などのアフターケアがあるかどうかをチェックするといいでしょう。 まとめ 外壁塗装のベストタイミングは、現在の劣化症状、前回の塗料の種類、地域の気候条件を総合的に見極めることが大切です。適切な時期に塗り替えをおこなうことで、建物の耐久性を保ち、長期的なメンテナンスコストを抑えられるでしょう。 また外壁塗装には、工事に最適な春や秋の穏やかな季節がおすすめです。信頼できる専門業者と二人三脚で進めることが、失敗のない外壁塗装を実現する鍵となるでしょう。 外壁塗装のタイミングに迷っている方は、ぜひ「いのペン」にご相談ください! お客様の大切なお住まいを長持ちさせるために、いのペンは、お客様の外壁の状態を正確に診断し、最適な塗料と工法をご提案いたします。 「そろそろ塗り替え時期かも?」と感じたら、まずは無料の診断をご利用ください。お客様の状況に合わせた適切なタイミングと費用を明確にご提示します。 信頼できる業者選びにお悩みなら、地域密着で高い実績を持ついのペンにぜひお任せください。

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2025年11月26日 更新!
外壁塗装で失敗しない!おすすめの人気色とおしゃれに見せるコツ
外壁塗装は、住宅の印象を左右する大切な工事です。色を変えるだけで、建物の雰囲気がガラッと変わるので、選び方を誤ると「思っていたのと違う」といった後悔につながることもあるでしょう。 そこで本記事では、外壁塗装において色選びで失敗しないための基本ポイントをはじめ、人気色や配色テクニックの紹介、失敗しやすいポイントなどを紹介します。 ご自宅の外壁塗装で色選びに悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧下さい。 外壁塗装のおすすめ色選びと基本ポイント 外壁塗装で色を選ぶ際に、漠然と好きな色だけで決めてしまう方もいるのではないでしょうか。 ここでは、外壁塗装の色選びにおける基本ポイントを押さえておきましょう。 外壁塗装の印象を決める重要な色選び 外壁の色は、建物の第一印象を大きく左右します。 たとえば、以下の明るめとダーク系で以下のような印象を演出できます。 明るめのホワイト・アイボリー系は「清潔感」や「開放感」 ダーク系(グレー、ブラック、ネイビー)は「モダン感」「重厚感」「高級感」 「どんな家にしたいか」というイメージが、色を選ぶ際のカギとなるでしょう。 建物の周囲の環境も考慮する 色を選ぶ際には、建物の構造や素材・サッシや玄関ドアの素材、さらには立地など多くの条件が関わってきます。 たとえば、南側に大きく面した建物は直射日光を受けやすく、淡い色では色が飛んで見えます。暖色系だと強い光によって印象が想定より明るくなりすぎることもあるのです。 さらに、周囲の住宅との調和という観点も大切です。住宅街では近隣の家と極端に異なる色を選ぶと、周囲から浮いてしまう可能性もあります。 色選びの際は、ご自宅を「目立たせたい」のか「調和させたい」のか、方向性を事前に決めることが成功の鍵となるでしょう。 一軒家におすすめの外壁塗装色ランキング 実際に一軒家(戸建て住宅)で選ばれている人気カラーをランキング形式で紹介します。 ぜひ、色選びの参考にしてください。 【1位】ホワイト・アイボリー系|清潔感と明るさが人気 ホワイトやアイボリー系は、住宅の外観を明るく開放的に見せる色として長く支持されています。ただし、真っ白な塗装では汚れやすさ・色あせの目立ちやすさというデメリットもあります。 淡めのアイボリーや少しグレイッシュなトーンで明るさを保ちつつ、調和も図るのがおすすめです。 【2位】グレー・ベージュ系|上品でおしゃれな中間色 最近では、ホワイト系に続いて「グレー」「ベージュ」系が人気を集めています。「白すぎず」「黒すぎず」の中間色だからこそ、近年の住宅デザインのトレンドともマッチしやすいです。 グレー系(ライトグレー・チャコールグレー等)はモダンで都会的な印象 ベージュ系(クリームベージュ・サンドベージュ等)は温かみのある印象 また、グレー・ベージュ系は汚れや経年変化が目立ちにくいという利点もあります。サッシ・玄関ドア・屋根との色のバランスを取りながら、色の詳細を検討しましょう。 【3位】ブラウン・モカ系|自然になじみやすい落ち着いた印象 自然素材(木・レンガ・石)を活かした住宅や、森・田畑など緑豊かな周囲環境に建つ住宅では、ブラウン・モカ系が支持されています。木目調との相性もよく、落ち着いた印象を与えたい方には、おすすめのカラーです。 また、ブラウン系は汚れが目立ちにくいという実用面でもメリットがあります。ただし、色味が重くなりすぎると「暗い」「圧迫感がある」と感じられることもあるため、明るめのアクセントを入れると、重厚感と開放感のバランスが取れるでしょう。 【4位】ブラック・ネイビー系|モダンで高級感のある外観 近年のトレンドとして、ブラック・ネイビーを外壁のメインカラーとする住宅も増えてきています。「高級感」「引き締まった印象」「シャープなライン」を演出できるため、デザイン住宅やシンプルモダンな家によく合います。 近隣に淡い色の住宅が多い場合、真っ黒系は浮いてしまう可能性がありますので、アクセントとして使用するとバランスが取りやすいでしょう。 【5位】ツートンカラー|センスよく見せる配色テクニック 「一色だけでは物足りない」「モノトーンではシンプルすぎる」という方には、ツートンカラーも人気です。ツートンにすることで、外観に立体感・奥行き感が出て、おしゃれに演出できます。 ツートンカラーを選ぶ際は以下のポイントを押さえてみましょう。 基本となる「明るめの色」をまず決める 「アクセントとなる濃い色」「同系色だがトーンを変えた色」を組み合わせる 面積比を考える(一般的には大きな面積が淡め、狭い面積が濃いめ) おしゃれな色で魅せる!外壁塗装のおすすめコーディネート 外壁塗装は、屋根、サッシ、玄関ドアなどさまざまなパーツの「色のバランス」を取ることで、さらに洗練された外観が実現します。 ここでは、おすすめのコーディネート方法について見ていきましょう。 玄関ドア・屋根・サッシとの色のバランスを取る 外壁の色を決める際、確認したいポイントのひとつが、他のパーツとの色の組み合わせです。 たとえば、屋根材が黒系、サッシが濃いグレー系、玄関ドアが木目調という場合、外壁のメインカラーが真っ白だと浮いた印象になるケースがあります。 屋根との調和、サッシ・窓枠・付帯部との統一感、玄関ドア・アクセント部の色使いを意識することで、外壁だけでなく「建物全体としてのおしゃれ感・質感」が向上するでしょう。 周囲の家との調和を意識してトーンを選ぶ 住宅街や街区に建つ一軒家では、近隣の住宅との調和も重要です。 たとえば、隣家が淡めのトーンが多く、目立つ濃い色を選ぶと浮いてしまう印象になることが多いです。反対に、住宅が並ぶ街区で皆淡色系という中で、ツートン・濃色を適度に入れると「引き立った印象」を与えられるケースもあります 色を選ぶ際は、以下の点もチェックしましょう。 道路から見える角度・面積を写真で確認し、明るさ・影・反射などをイメージ 「昼」「夕方」「夜」それぞれで見え方がどう変わるかを想定 街並み全体の雰囲気を捉え、それにマッチするトーン選びをする 流行色と定番色どっちがいい?長く愛せる色を選ぼう 「今年はこの色が流行」「トレンドカラーにしよう」と流行を意識するのもひとつの選び方ですが、流行色は数年後には古く感じる可能性もあります。たとえば、極端に鮮やかな色・限定的な色味を選ぶと、数年後に「好みに合わない」「再塗装しなきゃ」と感じるケースもあります。 外壁塗装・屋根塗装は一般的に10〜15年、長くて20年以上持つ塗料を選ぶべきなので、流行に左右されすぎない色選びもおすすめです。 実例で見る!おしゃれな外壁カラーコーディネート集 ここでは、具体的なカラーコーディネート事例を簡単に紹介します。 【外壁アイボリー系/付帯部グレイッシュブラウン/屋根チャコールグレー】 明るさを保ちながら付帯部に落ち着きがあり、木目玄関でナチュラルモダンな印象になります。 【外壁ライトグレー/サッシ濃グレー/玄関ドアネイビーアクセント】 モノトーン基調+ネイビーのアクセントでシンプルかつシャープな印象です。 【外壁モカ系ブラウン/屋根ブラック/植栽グリーン強調】 自然と馴染む色味で、庭・木々とのバランスを活かした落ち着いた雰囲気になります。 【外壁チャコールとブラック(ツートン)/付帯部ライトグレー/玄関ドアウッド調】 高級感・重厚感の外壁に付帯部に明るさを入れることで圧迫感を和らげられます。 【外壁ベージュ系+アクセント帯濃グレー(ツートン)/屋根ネイビー】 ツートン配色の典型カラーです。ラインカラーで建物を視覚的に引き締め、スタイリッシュになります。 色選びの際は、「自分ならこうしたい」というイメージを持ち、施工業者への相談時に配色案を提示するとやり取りがスムーズになるでしょう。実際の施工事例や色選びのコツを見てみたい方は「【初めてでも失敗しない!】外壁塗装の色選びのコツ2選!」もぜひご覧ください 外壁塗装の色選びで失敗しやすいポイントとおすすめの回避策 色選びには見落としがちな落とし穴があります。 ここでは、ありがちな失敗ポイントと回避策を詳しく解説します。 色見本だけで決めるのは危険!実際の仕上がりが違う理由 塗料メーカー・施工業者が提示する色見本(小さいサンプル)は便利ですが、実際に外壁全体に塗った状態とは印象が異なることがあります。 「思っていた色と違う」といった結果にならないための回避策としては、以下のポイントがおすすめです。 おおきめの色見本またはサンプルで確認する 実際の建物に貼り付け・塗装シミュレーションを実施する 朝・昼・夕方の光の下で色を確認するようにする 周囲の建物・植栽などの影響を受ける場所で確認する 面積効果とは?小さなサンプルで判断しないコツ 面積効果とは、同じ色でもその「面積」が大きいほど色が濃く・重く・強く見えるという現象です。たとえば、10cm四方のサンプルで淡く感じた色でも、30坪の外壁面積全体に塗ると「暗い」または「重い」印象になることがあります。 いいなと思った色で即決してしまうと、完成後に違和感を感じてしまうこともあるので、実際の面積を想定してイメージを持つことが大切です。 外壁の艶感(ツヤあり・ツヤ消し)も印象を左右する 色味だけでなく、仕上げの艶も建物の印象を左右する重要な要素です。 艶あり(光沢)仕上げは「高級感・モダン感」が出やすい一方、反射が強く、傷・汚れ・塗膜膨れが目立ちやすいというデメリットもあります。反対にツヤ消し仕上げは「落ち着き・柔らかさ・自然な印象」が出やすく、汚れも目立ちにくいです。 施工業者と相談して、「色味・トーン・艶感」の3つのバランスで選ぶことが、長く満足できる外壁装につながるでしょう。 外壁塗装の色選びは耐久性とセット!おすすめのメンテナンス周期は? 色味や配色テクニックも重要ですが、外壁・屋根塗装の本質は家を守ることです。 したがって、耐久性を考慮した塗料選びや、定期的なメンテナンスも大切になります。 塗料の種類別耐用年数の違い 塗料には、アクリル/ウレタン/シリコン/フッ素/無機系などのタイプがあり、それぞれ耐用年数・価格帯・性能が異なります。 アクリル塗料:耐用年数6~8年程度。コストは低めだが、耐候性は弱め。 ウレタン塗料:耐用年数8~10年程度。柔軟性がありひび割れ追従性がある。 シリコン塗料:耐用年数10~15年程度。耐候性・コストバランスともに優れている。 フッ素系塗料:耐用年数15~20年程度。汚れ・色あせ・紫外線に強い。 無機系塗料:耐用年数20~25年程度。顔料・樹脂ともに高性能。 外壁・屋根ともに直射日光・風雨・汚れがかかるため、耐候性の高い塗料を選ぶことが「色あせしにくく」「美観を長く保つ」ための重要なポイントです。 外壁塗装のメンテナンス周期と再塗装の目安 戸建て住宅の外壁塗装のメンテナンス周期は、一般的に10年が目安です。高性能な塗料であれば15年〜20年程度持つケースもあります。 10年はあくまで目安であり、以下のような場合は早めのメンテナンスが必要です。 色あせ・汚れがひどくなっている ひび割れ・剥がれがみられる 白い粉のようなもの(チョーキング)が見られる 再塗装をおこなう際には、色を変えるかどうか、屋根・付帯部も同時に手を入れるかどうか、も検討すると良いでしょう。色あせや劣化に早く気づくためにも、施工業者による定期点検・アフターサービスの契約をしておくことをおすすめします。 まとめ 外壁塗装では、人気色を参考に屋根・サッシ・玄関ドアとのバランスや艶感も考慮して選ぶことが大切です。耐候性の高い塗料とカラーシミュレーションを活用すれば、色あせや完成後のイメージ違いを防げます。 また、資格や施工実績のある信頼できる専門業者に相談することも重要です。いのペンでは、下地補修や塗料選び、カラー提案から施工・アフターフォローまで一貫してサポートしています。 外壁塗装をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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2025年11月20日 更新!
常総・守谷ショールームOPEN!外壁塗装の相談ができる店内を動画でご紹介
いのペン常総・守谷ショールーム、ついにオープン! こんにちは、いのペンです✨ 常総・守谷市に新しくショールームがオープンしました! 「外壁塗装や屋根塗装って、ちょっと相談しにくい…」と思っている方も大丈夫! ショールームなら色や仕上がりのイメージをじっくり確認できます! まずは動画で店内の雰囲気をチェックしてみてください! ショールーム紹介動画 ショールームのおすすめポイント ①相談スペース ・個別に相談できる落ち着いたブース ・スタッフがあなたの疑問に丁寧にお答えします ◆ カラーシミュレーションも体験できます いのペンの相談スペースには、 カラーシュミレーションモニターを設置しています。 塗装後の全体像を事前にチェックできるのがポイント。 「思っていた色と違った…」というミスマッチを防げるので、 色選びで失敗しにくくなります。 担当者が一緒に比較しながらご提案しますので、 初めての方でも安心して色選びを進めていただけます。 ②色板サンプル ・実際の外壁色サンプルをたくさん用意 ・光や角度で色味を確認できるので、「思った色と違う!」を防げます ③駐車場・アクセス ・駐車場完備で車での来店も安心 ・守谷市中心部からもアクセスしやすい場所にあります 住所:茨城県常総市菅生町2041-2 来店予約&特典 \来店予約+見積依頼で クオカード2000円分プレゼント!/ 守谷ショールームでは、カラーシミュレーションや実物サンプルを使って、仕上がりのイメージを実際に確認できます。 初めての方でも安心して色選びやプラン検討が進められ、目で見て・触れて・体験しながら、理想の外壁を具体的にイメージできます✨ WEBからの来店予約も、ぜひご利用ください!

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2025年11月15日 更新!
遮熱塗料の実力を10月に実測!三郷市で屋根温度を比較!
こんにちは! 外壁塗装専門店「いのぺん」広報です。 すっかり秋も深まり、暖房を使うご家庭も増えてきましたね。 さて、毎月恒例の【屋根遮熱実演コーナー】。 10月も観測を行いました! 9月に続き、晴天の日が多く、遮熱塗料の効果がよりはっきりと表れる結果となりました。 ※過去の検証結果はこちら  ⇨遮熱効果、ほんとにある?屋根塗料の実力を1か月観察してみました!(4月) ⇨遮熱塗料、5月も効果バツグン!屋根の温度を1か月観測してみた結果 ⇨梅雨の屋根、遮熱効果は?6月の遮熱実験検証レポート! ⇨ 真夏の屋根、遮熱効果は?7月の遮熱塗料検証レポート! ⇨真夏8月の遮熱塗料の効果とは?屋根温度を徹底比較! ⇒遮熱塗料で屋根温度-5℃!9月の実測データを三郷市で比較   ■10月の屋根遮熱効果データ【三郷市で実測】 毎月恒例の【屋根遮熱実演コーナー】では、遮熱塗料と無機塗料、未塗装スレートの屋根表面温度を13時に放射温度計で比較しています。 【 比較した塗料の種類】 遮熱塗料(サーモアイSi) 無機塗料(プレミアム無機ルーフ) 未塗装スレート ■遮熱塗料は10月も屋根温度をしっかり抑制 10月は最高気温20〜28℃前後で、真夏ほどの高温ではありませんでしたが、晴天日には遮熱塗料と他塗料の温度差が5℃前後になる日もありました。 例えば10/2(晴れ・気温26℃)の屋根表面温度は 遮熱塗料は無機塗料より -5.5℃、未塗装より -7.0℃ 低く抑えられました。 10/8(晴れ・気温28℃)でも同様に 遮熱塗料は無機塗料より -5.7℃、未塗装より -9.8℃ 低く、温度抑制効果が確認できました。 ■ 無機塗料との違いは? 無機塗料は耐久性が非常に高く、色あせしにくいのが特徴。 ただし、屋根の温度上昇を抑える効果は遮熱塗料に一歩ゆずる結果となりました。 デザイン性・耐候性を重視したい方は無機塗料、快適性や省エネ性も重視したい方には遮熱塗料がおすすめです。 ■ 冬に塗装するメリット 秋から冬にかけては、塗装工事に最適な時期といわれています。 その理由をご紹介します。 ◎ 気温と湿度が安定している 冬場は夏ほど高温ではなく、湿度も比較的安定しています。 そのため、塗料の乾燥や密着がスムーズになり、仕上がりの品質が高くなります。 ◎ 塗装作業がしやすい 真夏のような強い日差しや高温による作業負荷が少なく、職人が効率よく施工できます。 ◎ 来年の夏を快適に迎えられる 塗装後の乾燥期間を十分に確保できるため、塗膜が安定しやすく、来年の夏の暑さにも備えることができます。 秋〜冬に施工することで、長く安心して住める家づくりに繋がります。 ■ ショールームで遮熱効果を体感! いのぺん三郷ショールーム前には、 実際に遮熱塗料の効果を比較できる【屋根遮熱実演コーナー】を設置しています。 手をかざすだけで、塗料ごとの温度差がはっきり体感できます。 ※屋根表面は高温になる場合があります。直接触れないようご注意ください。 ■ まとめ:秋冬でも快適に、屋根塗装を行うメリット 10月の実測データからも分かるように、遮熱塗料を使用することで、屋根の温度変化をやわらげる効果が確認できました。 また、秋〜冬は気温と湿度が安定しており、塗料の乾燥・密着に最適な時期です。 施工品質が高まり、仕上がりもきれいになるため、来年の夏を快適に迎える準備としてもおすすめの季節です。 \「いのぺん」では無料診断・お見積りも承っております。お気軽にご相談ください!/

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2025年11月12日 更新!
外壁塗装の部分塗装は可能?おすすめの状況やメリット・デメリットを解説
「外壁塗装の一部が劣化してしまったので塗り替えたい」 「外壁塗装の部分塗装はできる?全体塗装とどちらがおすすめ?」 このような疑問や悩みを抱いている方向けに外壁塗装の部分塗装について解説します。 外壁塗装は一部だけでも塗り替えは可能です。 しかし、おすすめのシチュエーションやメリット・デメリットがあるので、把握しておくことが大切です。 外壁塗装を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。 外壁塗装の部分塗装は可能? 結論からいうと、外壁の一部分だけを修復したり塗装しなおしたりすることは可能です。 一例を挙げると、以下のような場合に部分塗り直しをするケースがあります。 台風などの災害で外壁の一部だけ塗膜が剥がれた ベランダだけ雨風にさらされて傷みがひどい 増築した部分だけ塗装が異なり気になる 特に、災害などで「一部分だけ塗膜がはがれた」「ひび割れ・剥がれ箇所が出ている」等の場合、そこから雨水や紫外線・風などが入り込んで外壁そのものの劣化が早まる可能性があります。 そのため、早めにその部分を塗装・補修することで外壁を守れるのです。 特に、外壁塗装を塗りなおした後に外壁の一部だけ塗膜が剥がれた場合は有効な方法です。 また、「まずはここだけ直したい」といった場合も費用を抑えて即効性があるというメリットがあります。  部分塗装のメリット ここでは、外壁塗装を行うメリットを紹介します。 メリットを知れば、どのようなときに部分塗装をするのがおすすめか、参考になるでしょう。 費用を抑えられる 部分塗装は、全体的に外壁塗装を塗り直しするより費用が抑えられます。 外壁塗装をする場合は、塗料の料金だけでなく職人の人件費や足場代なども含めて100万円以上の値段がかかるケースも珍しくありません。 一方、部分塗装は塗装する範囲にもよりますが、数十万円で抑えられる可能性もあります。 また、工期も短くて済むのもメリットです。  劣化している部分だけを素早く補修できる 部分塗装の場合、劣化している部分だけを素早く補修できる点もメリットです。 外壁やバルコニーは、日当たりや環境で劣化部分が変わってきます。 特定の場所が他と比較して劣化具合が大きな場合は、全体的な塗装の塗り直しを頻繁に行うより、部分的な塗り直しを行うほう費用も抑えられて、外壁の寿命も伸ばせる可能性があります。 計画的に外壁塗装が実施できる 外壁の傷みに差が出る場合、部分塗装をしたほうが計画的に外壁塗装が実施できます。 外壁塗装を塗りなおすタイミングは、外壁塗装に使う塗料だけでなく、環境や災害などさまざまな条件によって変化します。 そのため、部分塗装・全体塗装と複数の塗装方法を使い分けることにより、計画的な外壁塗装が実施可能です。 なお、部分的な外壁塗装を同じ塗装業者に依頼すると、定期的に外壁の状態もチェックしてくれるので、外壁塗装のタイミングがつかみやすい点もメリットといえます。 部分塗装のデメリット 部分塗装はメリットだけでなくデメリットもあります。 ここでは、部分塗装のデメリットを紹介します。 部分塗装を検討している方は、メリットだけでなくデメリットも把握したうえで決断することが大切です。 外壁塗装の 色や艶・仕上がりにムラが出る可能性 部分塗装の最も典型的なデメリットは、「外壁塗装の色味・ツヤのムラが出やすい」という点です。同じ塗料を用いても「新しく塗った場所」と「既存の場所」で仕上がりの状態に差が出てしまいます。 目立たない場所ならよいのですが、目立つ場所を部分塗装するとその部分が悪目立ちする恐れもあるでしょう。 そのため、「あそこだけ妙に明るい」「色が微妙に違って目立つ」という美観面での不満が出る可能性もあります。 複数個所の部分塗装がある場合、外壁がまだら模様になってしまい売却価格が下がる恐れもあります。 部分的に傷んでいる箇所が複数ある場合は、全体的な塗り直しも検討してみてください。 建物全体の劣化は遅らせられない 部分塗装では、施工した部分は新しくなりますが、施工しなかった他の部分はそのまま経年劣化を続ける点もデメリットです。 例えば、部分塗装に使う塗料に防水性・耐久性の高い塗料を使ったとしてもその他の場合は、経年劣化が余計に進む場合もあるでしょう。 したがって、外壁の部分塗装をする場合は近い将来に全体的な外壁塗装を行うことを前提に、外壁塗装を行う業者に相談するのがおすすめです。 トータルコストが割り高になるケースになる 部分塗装をする場合が広範囲であったり高所であったりすると、部分塗装であってもまとまった費用がかかる場合もあります。 特に、増築部分の外壁塗装を行う場合「全体の外壁塗装を行った場合」と「部分塗装をした場合」の費用を比較したり外壁全体の劣化具合を調査したりしましょう。 その結果、外壁塗装全体が劣化した場合は外壁全体の塗装を見直したほうがメリットが大きいケースもあります。 迷った場合は、一度外壁塗装を行っている業者に相談してみてください。 「いのペン」でも、ショールームで外液塗装の相談を行っています。 全面塗装が遅れて劣化を進行させてしまうリスクがある 部分塗装に満足して「まだ全面塗装までは大丈夫」と先送りしてしまうと、塗膜の劣化・ひび割れ・浸水・下地腐食などが見えないうちに進んでしまう可能性があります。 前述したように部分塗装を検討している場合は、外壁塗装全体の状態をチェックし、まとまった費用がかかっても全体的な塗装をした方がメリットが大きいのか確認してみましょう。 部分塗装を成功させるポイント 部分塗装を成功させるならば、以下のようなポイントを押さえましょう。 部分塗装の実績が豊富な業者に相談する 部分塗装の範囲はできるだけ小さくする 外壁塗装全体のの劣化状態も並行してチェックしてもらう 全面塗装のスケジュールも考える 外壁塗装の部分塗装は、できるだけ範囲を少なくしましょう。 信頼できる業者に相談し部分塗装で大丈夫なのか、全体的な塗装のほうがおすすめなのかを相談してみてください。 そうすれば、判断もつけやすくなります。 なお、迷った場合は複数の業者に依頼してみましょう。 外壁塗装を行った時期が7年以上前ならば全体的な塗装の塗り直しを勧められるケースもあります。 部分塗装ができるだけ少なくなるような業者の選び方 部分塗装はできるだけ避けたほうが無難です。 部分塗装は家が建っている環境などでどうしても発生する例もありますが、外壁塗装を行う業者の腕に左右されるケースもあります。 ここでは、外壁塗装の部分塗装が少なくなる可能性が高い業者の選び方を紹介します。 相場より費用が安い業者は要注意 外壁塗装にかかる費用は業者によって異なります。 そのため「安さ」を強みにしている業者もあります。 外壁塗装にかかる費用が安いとそれだけ全体塗装をしやすくなるメリットもあります。 しかし、以下のような理由で費用を抑えている可能性がある業者は依頼しないほうがおすすめです。 使用する塗料が耐久性の低いものである 下地処理を省略して無理やり施工期間を縮める 必要な職人を用意せず人件費を抑える ただし、このような条件を満たしているかどうかは、個人にはわかりにくいです。 そのため、以下のような傾向がみられる業者は依頼するのはやめましょう。 契約をせかす 飛び込みで営業に来た 費用の前払いを要求する 現在は少なくなりましたが「今、近所を通りかかったのですがお宅の外壁が傷んでいて、早急に修理をしなければ危ない」といった営業を飛び込みで行う業者には気を付けましょう。 また、費用の前払いに固執する業者は、費用を前払いした後で音信不通になる可能性があります。 このような業者は評判も悪いはずですが、名前を変えて商売を続けている可能性があります。 無理やりセールスにきた業者と契約してしまった場合は、クーリングオフが使えます。 契約した後でも取り消せるので、消費生活センターにも相談してください。 部分塗装の実績があり国家資格や民間資格を持っている社員がいる 外壁塗装を依頼する業者を選ぶ際は、実績や資格のチェックが重油用です。 特に、初めて外壁塗装を依頼するならば実績豊富な業者のほうがイレギュラーな事態にでも対応してもらいやすいので、心強いでしょう。 全体塗装はもちろんのこと、部分塗装にも実績がある業者がおすすめです。 また、以下のような資格を取得している職人が在籍している会社は、技術が高いだけでなく外壁のトラブルに関して一定の知識があると判断できます。 建設業許可(塗装工事業許可) 塗装技能士 雨漏り診断士 特に、何度も同じ場所の塗装が劣化する場合は建物の構造に問題がある場合があります。有資格者にチェックしてもらうと思わぬ原因がわかるかもしれません。 部分塗装に実績がある業者ならば、いろいろと相談できるでしょう。 口コミや評判もチェックした上で業者を決める 外壁塗装を依頼する業者に迷ったならば、口コミや評判で判断するのも一つの方法です。 口コミは塗装会社の公式サイトにも記載されているケースが多いですが、SNSや口コミサイト、Googlemap等で確認すれば、良い評判と悪い評判の両方をチェックできます。 なお、短期間で良い評判が集中しているところより、長期にわたって良い評判がついている業者がおすすめです。 部分塗装についての評判がある場合は、必ず確認してみてください。評判が良ければ安心して依頼できます。 まとめ:外壁の部分塗装は応急処置だと思っておくとよい 外壁の一部だけを塗装・補修する「部分塗装」は、技術的には可能であり、特に災害や劣化が集中している特定箇所に対しては応急処置として有効です。 部分塗装のメリットとして、費用を抑えられる、劣化した部分だけ先行できる、計画的に対応できるという点があります。 しかし、色ムラ・仕上がりのズレ、未塗装部分との劣化差、足場・工事費が思いのほかかかる、メンテナンススケジュールがバラバラになる、といったデメリットも見逃せません。 長期的・建物全体を守るという観点からは、全面塗装がやはり基本的におすすめです。全面を同時に塗ることで、仕上がり・耐久性・コストの点でも有利になるケースが多いでしょう。 どちらにしようか迷っている場合は、いのペンのショールームでご相談ください。お客様のご希望や予算をお聞きしたうえで、最良のアドバイスをさせていただきます。

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2025年11月8日 更新!
外壁塗装に最適な季節はいつ?気候と塗装の関係や実施時期の選び方を解説
外壁塗装は定期的な塗り直しが必要です。 「外壁塗装は1年を通して行えるのか?」 「外壁塗装の塗り直しをする際におすすめの季節はあるのか?」 このような疑問を持っている方も多いでしょう。 本記事では、外壁塗装に向いている季節・向いていない季節について、理由と共にご紹介します。 また、信頼できる業者の選び方や注意点も紹介するので、外壁塗装の塗り直しを検討している方は参考にしてください。 外壁塗装に気候が重要な理由 外壁塗装は、湿度や温度が仕上がりに重要な影響を与えます。 外壁塗装に使われる塗料はしっかり乾燥させることで、溶剤が揮発して塗膜が硬化し、防汚性や防水性、断熱性などの効力を発揮します。 しかし、湿度が高いと塗料が乾くまでに時間がかかるため、色むらが出る、寿命が短くなるなどの影響が出るのです。 外壁塗装に最も適した湿度は50~70%程度です。 湿度が低すぎると塗料の乾燥が早すぎて、こちらも仕上がりに悪影響が出ます。 また、外壁塗装に使われている塗料は5℃以下では硬化しなくなるため、外壁塗装は不可能です。 そのため、地域によっては冬季は外壁塗装ができなくなります。 この他、外壁塗装は外仕事なので、雨や雪、風、花粉などにも影響を受けます。 風が弱く、花粉などの影響を受けず気温が20~25度、湿度が50~70%の日が10日ほど続けば、理想的な外壁塗装が可能です。 しかし、このような日が続く時期は限られているため、外壁塗装は気候が重要です。 外壁塗装に向いている季節は春と秋 外壁塗装に最も適している季節は一般的に春と秋です。2つの季節は共に気温が安定しており過ごしやすく、地域によっては雨が少ないといったメリットがあります。 ここでは、春と秋に外壁塗装が適している理由を紹介します。 春(3月〜5月)が外壁塗装に向いている理由 春は外壁塗装のベストシーズンといわれます。気温が15〜25℃前後と適温で、空気中の湿度も低く、塗料が均一に乾燥しやすい時期です。また、日照時間が長いため作業効率も良く、雨の日が少ない地域では特に安定した仕上がりが期待できます。 ただし、花粉には注意が必要です。花粉が外壁塗料に混じると仕上がりに影響が出ます。 また、寒冷地の場合は3月ではまだ寒い地域もあるので、天気予報も確認したうえで依頼することが大切です。 その一方で、春は塗装業者の繁忙期でもあります。 外壁塗装を行う業者によっては、限られた期間に多くの依頼が集中するケースも珍しくありません。 そのため、春に外壁塗装を依頼したい場合はできるだけ早く業者に相談しましょう。業者によっては、少なくとも1〜2か月前には見積もりと契約を済ませておく必要があります。 直前の相談だと依頼できる業者が限られたり、希望の時期に予約が取りづらくなることもあるので、注意が必要です。 秋(9月〜11月)が外壁塗装に向いている理由 秋は春と並んで外壁塗装を行うのに適しているシーズンです。台風の時期を過ぎると空気が乾燥し、日中の気温も安定しているため塗料がしっかりと硬化し、仕上がりがより美しくなります。 近年は9月も30℃を超える日が続いているので、10月〜11月がベストシーズンとなるでしょう。 ただし、9月終わり~10月は台風がやってくる可能性が高まります。 台風の通り道になっている地域は、天気予報をよく確認したうえで依頼する必要があります。 また、台風発生のタイミングによっては工期が伸びるリスクもあるでしょう。 その点を見越して余裕を持ったスケジュールを立てておく必要があります。 このほか、寒冷地では11月になると降雪がはじまるところや気温が5℃を下回るところも出てくるでしょう。 お住まいの地域の気候を改めて確認したうえで、施工の時期を相談してください。 外壁塗装に向いていない季節とその理由 ここでは、外壁塗装に向いていない季節とその理由について解説します。 前述したとおり、外壁塗装は暑すぎても寒すぎても不向きです。 季節でいえば夏と冬が該当します。 ただし、夏と冬に外壁塗装を行うと必ずしも仕上がりが今一つであったり、耐久性が落ちたりするとは限りません。 日本は南北に長いため、地域によっては春や秋よりも夏や冬のほうが外壁塗装がうまく仕上がる可能性もあるでしょう。 したがって、以下にご紹介する事例はあくまでも目安と考え、外壁塗装を行う業者とも相談して外壁塗装を行う時期を決めてください。 夏(6月〜8月)に外壁塗装が不向きな理由 夏は晴天が多く、気温も高いので外壁塗装に使う塗料が短時間で乾燥しやすい季節です。 その一方で、6月は梅雨の影響で雨が続く地域が多く、湿度が高くなって塗料が乾きにくくなるので仕上がりに悪い影響が出やすくなります。 特に、湿度が85%以上ある状態で塗装を行うと、塗膜がうまく形成されず、後に剥がれや膨れの原因となることがあるでしょう。 春に外壁塗装を行いたかったが予約が取れなかった場合、梅雨の時期は避けて夏本番とならない7月半ばから終わりまでに外壁塗装をするのがおすすめです。 7月後半になると気温が35℃を超える日も珍しくなくなる地域もあります。 外壁塗装を行っている間は、室外機も養生されるためエアコンが利用できません。 そのため、暑すぎて家に入れなくなるケースも珍しくありません。 特に、高齢者や小さいお子様がご家族にいる場合、短い間でもエアコンが利用できないのはリスクが大きいでしょう。 もちろん、作業をする職人さんの負担も大きくなります。 ただし、天候が安定している地域では、早朝や夕方の比較的涼しい時間帯を活用して施工が行われることもあります。夏場に塗装する場合は、熱中症対策や作業時間の調整をしっかり行う業者を選ぶと安心です。 また、寒冷地では8月後半になると昼間でも気温が下がるところもあるでしょう。8月後半の気温が30℃に届かない地域ならば、外壁塗装には適した季節になります。 冬(12月〜2月)に外壁塗装が不向きな理由 冬は気温が低く、塗料の硬化が遅れるため、外壁塗装にはあまり適していません。多くの塗料は気温5℃以下になると使用できなくなるため、朝晩の冷え込みが厳しい時期には施工が難しくなります。 特に、寒冷地は11月後半になると朝晩は気温が5℃を下回る地域も珍しくないため、3月後半まで施工が難しくなる地域もあるでしょう。 また、雪や霜、朝晩の気温差による結露などが発生すると塗装面が濡れてしまい、仕上がりに影響します。 冬場にどうしても塗装を行う場合は、昼間の暖かい時間帯を中心に作業し、十分な乾燥時間を確保できる業者に依頼する必要があります。 近年は、雪が降っても外壁塗装が行える設備もでてきました。 しかし、雪は防げても低温はそのままなので、利用する際は低温が塗料に及ぼす影響を理解している業者に依頼するのがおすすめです。 その一方で、冬でも温暖な地域であれば、冬はむしろ外壁塗装に適しています。 例えば、12月中は最低気温が8℃~10℃であれば天気が良い日が多く乾燥した冬は外壁塗装をしても問題ありません。 九州の南部や沖縄などは秋から冬にかけて外壁塗装に適した季節と言えます。 ここでは、外壁塗装を依頼する業者を選ぶ際の注意点を紹介します。 外壁塗装を依頼できる業者はたくさんあり、宣伝や営業も盛んです。 そのため「どの業者を選んでも同じでは?」と思う方もいるでしょう。しかし、外壁塗装業者選びに失敗する方は決して珍しくありません。 以下にご紹介する注意点のポイントを把握し、満足できる業者選びに役立ててください。 外壁塗装を依頼する信頼できる業者の選び方   外壁塗装を依頼できる業者はたくさんあります。 だからこそ「どの業者に依頼するか迷っている」と悩む方は珍しくありません。 その一方で、外壁塗装に関するトラブルも定期的に発生しています。 外壁塗装に関するトラブルのニュースを聞くと「自分は大丈夫だろうか」と不安を覚える方もいるでしょう。 ここでは、満足できる外壁塗装をしてもらえる可能性の高い信頼できる業者の選び方をご紹介します。 安さを強みにしている業者は注意する 外壁塗装の費用は、依頼する業者によって大きく異なります。 そのため、価格の安さを強みにしている業者もあります。 広告にも「××%オフ」など大きく掲載しているところもあるでしょう。 外壁塗装にかかる費用を抑えるには複数の方法があります。 ただし、相場より極端に安い場合には次のようなリスクが潜んでいることがあります。 低品質な塗料を使用している 職人の人件費を削減しているため、施工が丁寧でない 下地処理を省いてしまい、塗装の持ちが悪くなる   外壁塗装に使われている塗料は、一定の厚みに塗らないと効果が発揮できません。 そのため、時間をかけて塗料を塗り重ねて厚みを持たせていきます。 しかし、質の悪い業者によっては必要な量の塗料を使わずに工期や職人の人数を減らして価格を下げるところもあります。 このような業者に依頼すると、塗膜が短期間で劣化し、数年で剥がれ落ちてしまうケースもあります。 1回あたりの施工費用は安くても、耐久性が低ければ結果的に工事費用が高くなるので注意が必要です。 また、以下のような業者には注意が必要です。 キャンペーンなどを理由に契約を急かしてくる 飛び込み営業で突然訪問してくる 工事費用を前払いで要求する 外壁塗装は選択肢が多いので、優良な業者は契約を急かしません。 飛び込み営業をしてきて「今この場で契約すれば半額」といってくる業者には注意が必要です。 見積もりも作らずに契約を持ちかける業者は、質が低い業者といえます。 万が一このような業者と契約してしまったら、クーリングオフを利用しましょう。 実績が豊富で有資格者が在職している業者は信頼できる 業者の「実績」と職人の「保有資格」は、外壁塗装を依頼する業者選びの重要な指標です。 実績が乏しい新興業者の中にも誠実で技術力の高いところはあります。ですが、初めて塗装を依頼する場合は豊富な施工実績を持つ会社の方が、相談にも乗ってもらいやすく提案も豊富な傾向があります。 また、以下のような資格を持つ職人が在籍している会社は、技術面だけでなく、外壁のトラブルや構造についても一定の専門知識を有しているので、修理にも対応してくれるでしょう。 建設業許可(塗装工事業) 塗装技能士 雨漏り診断士 同じような価格帯の業者で迷った場合は、こうした資格や実績を備えた会社を選ぶのが賢明です。 見積もりがわかりやすい業者は信頼できる 外壁塗装は使用する塗料や塗布する建物の面積、足場の組み方などで値段が異なってきます。 そのため、必ず見積もりを作成する必要があります。 「見積もりを作成してください」とお願いしたとき、快く応じてくれてわかりやすい見積もりを作成してくれる業者に依頼するのがおすすめです。 反対に、理由をつけて見積もりを作ってくれない業者や加算前提の見積もりを作成してくれない業者には依頼しないほうがおすすめです。 見積もりの作成を依頼すれば、値段だけでなく会社の強みや地域の相場まで把握できます。 複数の業者に見積もりを依頼し、必要ならば価格の交渉を行いましょう。 口コミや評判をチェックしてみる 口コミや評判も業者選びの参考になります。 塗装会社の公式サイトに掲載されているお客様の声だけでなく、SNSや口コミサイト、Googleマップなどで実際の利用者の評価を確認してみるのがおすすめです。 短期間に良い評価が集中している業者よりも、長い期間にわたって安定して高評価を得ている会社のほうが信頼性が高いといえるでしょう。 また「良かったです」「ありがとうございました」といった抽象的で短い評判より、具体的な口コミのほうが参考になります。 また、会社の返答があったらそれも参考にしましょう。 まとめ:外壁塗装は時期を選んで業者に依頼するのがおすすめ 外壁塗装は外での作業になるため、どうしても天候や気候に左右されます。 地域の気候も確認しながら、最適な時期を選びましょう。 迷ったことがある場合は、外壁塗装を行う業者に相談すると有効なアドバイスをしてもらえます。 なお、埼玉県三郷市で外壁塗装を依頼する業者を探しているならば、いのぺんへご相談ください。 ショールームも完備しているので、落ち着いた環境でお客様のご希望をお聞きしたうえ、ご提案をさせていただきます。

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2025年11月5日 更新!
外壁塗装で後悔しないための注意点4つ!注目ポイントも解説
外壁塗装は、住まいの美観を保つだけでなく建物を長持ちさせるための重要な住宅設備です。 外壁塗装に使われる塗料の寿命は10~20年程度なので、定期的な塗り替えが必要です。 外壁塗装を依頼できる業者は数多いですが、その分迷う方も多いでしょう。 外壁塗装を依頼する際は、業者選び・見積もり内容の確認・工事中の管理・施工時期の注意点が4つあります。 本記事では、予算だけでなくできあがりも満足できるために、外壁塗装を行う注意点をご紹介します。 外壁塗装で後悔しないための注意点 外壁塗装で後悔しないための注意点には、以下4つがあります。 外壁塗装を依頼する業者選び 見積もり内容の確認 工事中の管理と防犯 外壁塗装を行う時期 外壁塗装は、一戸建ての場合約1週間~10日が目安です。 工期は天候や外気温、業者、塗装範囲によっても異なるため、満足いく外壁塗装を行うには準備や下調べがとても重要になってきます。 外壁塗装を依頼する業者選びの注意点 ここでは、外壁塗装を依頼する業者を選ぶ際の注意点を紹介します。 外壁塗装を依頼できる業者はたくさんあり、宣伝や営業も盛んです。 そのため「どの業者を選んでも同じでは?」と思う方もいるでしょう。 しかし、外壁塗装業者選びに失敗する方は決して珍しくありません。 以下にご紹介する注意点のポイントを把握し、満足できる業者選びに役立ててください。 値段だけで塗装業者を選ばない 外壁塗装にかかる費用は業者によって異なります。 そのため「安さ」を強みにしている業者もあります。 外壁塗装の値段を抑えられるのは大きな魅力ですが、相場と比較して極端に安い場合は、以下のようなリスクが考えられます。 使用する塗料が低品質 職人の人件費を削減して施工が雑になる 下地処理を省略して耐久性が落ちる このような業者を利用すると外壁塗装の耐久性が低く、数年で塗装が剥がれ、再塗装費用が発生して高くつくケースもあります。 外壁塗装は「一度で長持ちさせること」が重要です。 特に、以下のような業者は注意が必要です。 契約をせかす 飛び込みで営業に来た 費用の前払いを要求する 現在は少なくなりましたが「今、近所を通りかかったのですがお宅の外壁が傷んでいて、早急に修理をしなければ危ない」といった営業を飛び込みで行う業者には気を付けましょう。 遠くから見ただけで劣化していると見抜ける外壁ならば、雨漏り、ひび割れ等不具合がすでに発生している可能性が高いです。 実績や資格をチェックする 外壁塗装を依頼する業者を選ぶ際は、実績や資格をチェックしてみてください。 新規の業者でも優良な業者はいます。 しかし、初めて外壁塗装を依頼するならば実績豊富な業者のほうがイレギュラーな事態にでも対応してもらいやすいので、心強いでしょう。 また、以下のような資格を取得している職人が在籍している会社は、技術が高いだけでなく外壁のトラブルに関して一定の知識があると判断できます。 建設業許可(塗装工事業許可) 塗装技能士 雨漏り診断士 価格帯が同程度の業者があったならば、実績や資格を有している会社を選ぶのがおすすめです。 口コミや評判も確認する 外壁塗装を依頼する業者に迷ったならば、口コミや評判で判断するのも一つの方法です。 口コミは塗装会社の公式サイトにも記載されているケースが多いですが、SNSや口コミサイト、Googlemap等で確認すれば、良い評判と悪い評判の両方をチェックできます。 なお、短期間で良い評判が集中しているところより、長期にわたって良い評判がついている業者がおすすめです。 また、良い口コミが多いけれど抽象的で似たような内容なものより、具体的な事例が記載されているほうが参考になります。 見積もりの内容と金額を確認する 外壁塗装は塗り直しする建物の面積や利用する塗料、屋根塗装を同時にするかどうかで値段が変わります。 そのため、必ず見積もりを作成してもらい、確認が必要です。 ここでは、見積もりの活用方法とチェックする項目をご紹介します。 見積もりにかかれている内訳とは? 外壁塗装の際に作成される見積もりの内訳は以下の通りです。 塗料・材料費 塗料・下地といった塗装に使うものの費用 養生シートや飛散防止ネット、刷毛類などの費用も含まれる 足場代 足場を組立・解体する費用 足場の外周の長さ×足場の高さで計算するのが一般的 人件費 職人の人件費 日当で計算する 人数が多くなったり工期が伸びると人件費は高くなる 諸経費 運搬費・作業員の交通費・廃材処分費・事務費・保険料など、上記3つのどのカテゴリーに当てはまらないもの   業者によって多少の違いはありますが、おおよそ上記のようなことを把握しておけば「見積もりを作成してもらったが、よくわからない」といったことはなくなるでしょう。 見積もりが高くなる原因とは? 見積もりが高くなる原因には、以下のようなものが挙げられます。 建物の大きさ:塗装する面積が大きいほど高くなる。足場代も同様 塗料のグレード:高機能で耐久性が高いほど値段が高くなる 人件費:人数が多く工期が長いほど高くなる その他:隣家との距離が近い、足場が組めないなどの条件次第で高くなる場合がある なお、塗料のグレードと耐久年数は以下のとおりです。 アクリル:約5年 ウレタン:約8年~10年 シリコン:約10〜12年 フッ素 :約15〜20年 無機:約20年前後 なお、現在はアクリル塗料は外壁塗装にはあまり使われていません。現在、外壁塗装に使われる塗料はシリコンが主流となっています。 例えば、シリコン塗料とフッ素塗料ならば、同じ面積、同じ条件で外壁塗装をする場合でもフッ素塗料を利用したほうが高値になるのが一般的です。 なお、見積もりの内訳については塗装業者が説明してくれます。 予算がオーバーする場合は、削れる場所がないか相談してみましょう。 見積もりを活用する方法 外壁塗装を行う業者に作成してもらった見積もりは、相見積もりや業者の特徴や強みを判断するのに使えます。 見積もりが分かりやすく説明が丁寧な業者は信用できます。 反対に、見積もりの内訳が分かりにくい、加算前提であるといった場合、その業者は利用しないほうがおすすめです。 見積書があいまいな場合は、料金に関するトラブルが発生しやすい傾向があります。 また、見積もりがいいかげんな業者は、仕事に対してもいいかげんな可能性も高めです。 さらに、業者によっては「見積もりは後で」「先にお支払いや契約を」というところもありますが、質の悪い業者の可能性が高いので注意しましょう。 この他、複数の業者に見積もりを依頼すれば、地域の相場や業者に強み、特徴もわかります。 そして、見積もりを基に値段交渉も可能です。業者によっては「他社より見積額が高かったら割引します」と明言しているところもあります。 なお、見積もりの作成は無料で行ってくれるところも多いので、複数の業者に作成を依頼し、時間をかけて比較してみましょう。 外壁塗装の塗り直し中の管理と防犯 外壁塗装の塗り直しは、工事中の管理や防犯対策も重要です。 特に、住宅密集地の場合は外壁塗装の塗り直しをきっかけにご近所トラブルに発展する恐れがあります。 ここでは、外壁塗装を塗りなおしている最中に必要な管理と防犯についてご紹介します。 外壁塗装の塗り直しの際に必要な管理 外壁塗装の塗り直しをする際は、塗料が飛び散らないように養生が必要です。 特に、都市部の住宅密集地は隣家との距離が近いので、徹底して養生が必要になります。 家だけでなく、植木や車も注意しましょう。 実績が豊富な業者であれば、近隣住民への対処も心得ています。 また、塗装工事では、足場の組み立て音や塗料の臭いなどで近隣住民に迷惑をかける可能性があります。トラブルを防ぐために、工事前の挨拶回りを必ず行いましょう。 挨拶は、施主と工事主任が一緒に行います。 工事の期間や時間帯、車両出入りの有無などを記載した挨拶状の作成も必要です。 挨拶状も業者に相談すれば用意してもらえます。 このほか、業者が作業中は日報を提出してくれる業者がおすすめです。 どのくらい作業が進んでいるのか、計画通りなのか遅れているのか、何か気になることはないのか、簡単でもまとめてくれる業者であれば信頼できるでしょう。 また、工事が終わった後に何かトラブルが発生した場合、日報と突き合わせてみれば原因が突き止めやすくなります。 タバコや騒音にも注意 外壁塗装の業者が休憩中の話し声や、タバコの煙、吸い殻に苦情が来る可能性もあります。 特に、物静かな住宅街の場合は普通の話し声が大きく響くケースもあるでしょう。 このほか、タバコを吸う職人がいた場合は車の中で吸ってもらうなど注意が必要です。 吸い殻の管理も徹底してもらいましょう。 足場を組む場合は.防犯対策も重要 外壁塗装では足場を組むのが一般的のため、外部からの侵入経路が増えるというリスクがあります。 特に、空き巣の被害が多発している地域や、夜間は人通りが絶える地域は注意が必要です。 高齢者だけの世帯も被害に遭いやすいため、防犯カメラの作動確認や戸締りを徹底しましょう。 施工時期の選び方 最後に、施工時期の選び方について解説します。 外壁塗装は屋外で行うので、温度や天気に左右されます。 そのため、施工に適した時期に行わないと費用が高くなる可能性もあるでしょう。 ここでご紹介することを参考に、施工時期を決めてください。 塗装に適した季節は春と秋 外壁塗装に最も適しているのは、春(4〜5月)と秋(9〜10月)です。 気温が10〜25℃と安定しており湿度もひくいため、塗料がしっかり乾燥しやすい点が最大のメリットです。 外壁塗装は雨だと施工できません。 また、湿度が高いと塗装に使った塗料が乾きにくく、仕上がりに影響する可能性もあるでしょう。 ただし、北海道などの寒冷地は4月でも雪が残っている場合もあります。 また、台風が通過することが多い地域は台風の時期は避けるのがおすすめです。 外壁塗装を避けるべき時期 外壁塗装は原則として1年中行えます。 ただし、梅雨や長雨の時期は前述したように塗料が乾きにくく仕上がりに差が出る場合があります。 また、雨の日は作業ができないので工期が長引く場合もあるでしょう。 そうなると、余計に費用がかかる場合もあります。 また、気温5℃以下では塗料が硬化せず、密着不良を起こすため施工ができません。 寒冷地の場合は、12月になると最高気温が5℃を下回るときも珍しくありません。 東北地方や北海道、雪が深い日本海側の地域は11月末~3月までは施工ができない地域もあるでしょう。 一方、7月~8月は気温が高すぎて職人さんの作業が大変になるほか、高温により塗料が早く乾き過ぎ、ひび割れや艶ムラが出ることがあるでしょう。 このほか、ゲリラ豪雨に遭遇すれば作業に支障が出る場合もあります。 地域によって施工に最適な時期は異なる 日本は南北に長いので、同じ月でも気温や湿度が異なります。 温暖な地域であれば、12月~2月でも問題なく施工が可能です。 むしろ、乾燥して適度に気温が低いので施工に最適な時期といえるでしょう。 一方、寒冷地ならば7月、8月でも施工ができます。 梅雨のない北海道は6~7月が最適な時期といえるでしょう。 どの時期が最も適しているかは施工業者と相談すればわかります。 なお、外壁塗装に最適な時期は業者も混み合います。 予約は早めに行いましょう。 まとめ:外壁塗装のご相談はいのぺんへ 外壁塗装は、時間をかけて業者を選んでしっかりと相談したうえ、依頼するのがおすすめです。 業者を探す場合は評判をチェックし、複数の業者から相見積もりをして選ぶのがおすすめです。 埼玉県三郷市で外壁塗装を依頼する業者を探しているならば、いのぺんへご相談ください。 ショールームも完備しているので、落ち着いた環境でお客様のご希望をお聞きしたうえ、ご提案をさせていただきます。

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2025年11月1日 更新!
外壁塗装でひび割れは修復できる?ひび割れの原因や放置しておく危険性も解説
ひび割れは、外壁で発生するトラブルの中では比較的ポピュラーなものです。 そのため、多少のひび割れならば気にせず放置する方もいるでしょう。 しかし、ひび割れは放置しておくと景観が悪くなるだけでなく、外壁自体の寿命が大幅に縮まる恐れもあります。 本記事では、外壁にひび割れができる原因や外壁塗装で行える修理方法などをご紹介します。 外壁のひび割れが気になる方や外壁塗装の塗り直しを検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。   外壁に発生するひび割れの概要や発生する原因 外壁にできるひび割れとは、外壁の塗膜、下地、素材自体に生じる亀裂を指します。 ヘアクラックと呼ばれる細かいひび割れから、建物構造に関わるものまでさまざまなレベルがあるため、一概に「ひび割れが発生したから、外壁に重大な問題が生じている」とは言い切れません。 その一方で、放置しておくと外壁の寿命が縮まるものがあります。 ここでは、外壁にひび割れが発生する原因の代表例を紹介します。 経年劣化 外壁にひびができる最も多い理由は経年劣化です。外壁の素材は外気温で多少膨張や収縮を繰り返します。外壁塗装に使われる塗料には多少の伸縮性があり、外壁の素材にあわせて伸び縮みします。 しかし、紫外線、風雨、温度変化、湿気などにさらされることで、外壁材や塗膜が劣化して弾性を失うため、膨張や伸縮する度にひび割れが生じるのです。 経年劣化によって生じるひび割れは細かいものが多いです。 ヘアークラックと呼ばれる特に問題ないひび割れが少し幅広くなったものが多いでしょう。 細かいひび割れがたくさん外壁に生じている場合は、外壁塗装の塗り替え時期の可能性があります。 施工不良 下地処理不足、密着不足、塗装間隔ミス、塗料選定ミス、下塗り不足などの施工不良でひび割れが生じる可能性があります。 特に塗装の際に乾燥時間を守らなかったり、下地の水分を取り切れず塗装したりするとひび割れが生じる可能性があります。 施工不良によってひび割れが生じる場合は、施工後すぐに発生する可能性が高めです。 例えば、外壁塗装を塗りなおした直後に目立つひびが大量に生じ、調べたら施工不良が見つかったというケースもあります。 地震などの振動 地盤沈下や地震、強風、交通振動などの近隣の振動により、建物に歪みが生じると、外壁にひずみが集中してクラックが発生する場合があります。 築年数が浅い建物ほど耐震・免振機能が高く、地震に耐えうる力が強い傾向があります。 その一方で、築年数がたった建物ほど震度5,6程度の地震でひび割れが発生するケースもあるでしょう。 このほか、台風や交通振動などでひび割れが発生するケースもあります。 湿気や水分の影響 築年数が新しく、かつ施工不良でもないのに外壁にひび割れが発生した場合、外壁に湿気が溜まったり壁体内に水分が侵入している可能性があります。 水分は、凍結や氷解で体積が変わるため、素材の膨張・収縮します。 特に、寒冷地の場合外壁内に入り込んだ水分が凍結・氷解しやすいので注意が必要です。 外壁に発生するひび割れの種類   ここでは、外壁に発生するひび割れの種類について解説します。 外壁に発生するひび割れの種類によっては、様子見で大丈夫なものと即修復が必要な場合があります。 ひび割れの種類をある程度把握しておけば、判断の役に立つでしょう。 ヘアークラック 幅0.2㎜以下の非常に細かい線状のひびは「ヘアークラック」と呼ばれ、特に問題はありません。 前述したように、外壁は温度や湿度の変化で膨張や収縮が起こります。 外壁塗装に使われる塗料は一定の伸縮性はありますが、新しいものであってもゴムのように完全密着はできません。 そのため、家が建っている場所によってはヘアークラックが発生しやすい場合もあるでしょう。 ヘアークラックが多い場合は微弾性フィラー等で補修する場合もありますが、様子見で住む場合が大半です。 ただし、ヘアークラックが広がったり急に増えたりした場合は注意しましょう。 乾燥クラック・縁切れクラック 乾燥クラックは、モルタル壁や塗膜乾燥収縮に起因するクラックです。補修は比較的容易ですが、下地の乾燥不足など施工不良が原因の場合は施工のやり直しが必要なケースもあります。 縁切れクラックとは、新旧塗装の継ぎ目、塗装の中断部分、施工手順の区切りなどに発生するひび割れです。時間差施工や重ねムラ等の原因によって発生するひびで、大きなひび割れに移行する可能性があります。 そのため、発生が認められたらできるだけ早く修復する必要があります。 仕上げ前の塗装計画や工程管理で防止できるので、外壁塗装を塗りなおす際は業者選びが重要です。 開口部クラック 開口部クラックとは、窓枠や扉など家の開口部の端から、斜めに向かって伸びるひび割れです。建物の揺れや歪みなど経年劣化によって発生するクラックです。 放置すると雨漏りや浸水の原因になるため、早めの修理が必要です。 開口部クラックは家の経年劣化の証でもあるので、発生したらリフォーム時期と考えましょう。 構造クラック 構造クラックとは、建物の基礎・構造体が原因で発生するひび割れです。地盤沈下、経年劣化による建築材の劣化、地震などさまざまな原因があります。構造クラックが発生した建物は早急な修理が必要です。 なお、構造クラックは外壁塗装の塗り直しでは対応できません。外壁塗装を行っている業者による検査で構造クラックが発見されたら、ハウスメーカーや工務店など大規模なリフォームに対応している業者に連絡し、リフォームの計画を立てましょう。 外壁のひび割れを放置するリスク ここでは、外壁のひび割れを放置するリスクをご紹介します。 ヘアクラック以外のひび割れは、原則として修理が必要です。 できるだけ早く修理をする必要があります。 雨水の侵入による雨漏り・結露リスク ひび割を放置しておくと、そこから雨水や結露由来の水分が染み込み、壁内部材や下地材が水を吸って劣化・腐食・剥離を起こす可能性があります。 また、壁内に水分が入り込むと天井・壁裏などで結露を起こしたり、屋内へ漏水したりする可能性が高まる恐れもあります。 雨漏りというと雨が降っているときに天井から発生するイメージがありますが、壁内部に入り込んだ水分が、壁からじわじわとしみだしてくるタイプの雨漏りも珍しくありません。 ひび割れから水分が侵入した場合、時間をかけて家を傷めて内壁からしみだす雨漏りにつながる可能性もあるでしょう。 また、カビ・シロアリ・湿気の影響で、室内環境が悪化し、健康被害につながる可能性もあります。 建材の劣化が進み建物強度や安全性が低下する ひび割れを放置しておくと、そこから入り込んだ水分が家を構築している木部・鉄部・金属下地・鉄筋などを腐食させたり錆を発生させたりします。 木材ならば、カビが生える恐れもあるでしょう。 鉄筋コンクリートの場合は鉄筋腐食 からコンクリートの爆裂(剥離)などを引き起こす可能性もあります。 建物の強度が低下すると、台風や地震が発生した際に大きな被害が出る可能性が高まります。 外壁の劣化による美観低下や補修コストの膨張 ひび割れや補修跡が目立つたてものは、美観がそこなわれて老朽化イメージが強まります。資産価値も低下し、築浅でも売却価格が大幅に下がる可能性もあるでしょう。 また、ひび割れを放置しておくと進行し、補修の範囲が広くなり、修理費用や手間が増大します。 ひび割れがまだ小さいうちに対応することが重要です。 このほか、火災保険・地震保険に加入していても「劣化が進んでからの被害は保証対象外」とされ、保険金が下りない可能性もあります。 ひび割れの補修時期やメンテナンスの目安 ひび割れは、どのような建物でも発生する可能性があります。 一戸建て住宅におけるひび割れの補修時期の目安は以下の通りです。 外壁塗装の塗り直しによって補修できるひび割れ:10~15年に一度の塗り直しで対応 ひび割れの早期点検:年に1回程度の外壁点検が理想 幅0.3 mm 以上でのクラックが複数発生下場合:早急に補修 構造クラック・貫通クラックが疑われる場合:専門家・構造診断を依頼 なお外壁の補修や塗装は天候条件を考慮する必要があります。梅雨時や降雪時期などは外壁塗装の塗り直しができず、乾燥不足などのリスクも高まるので注意しましょう。 可能であれば、雨が多い時期や降雪時期の終わりに外壁の検査を行い、春や秋など乾燥して晴天が続く時期に外壁塗装の塗り直しを行うのが理想です。 なお、温暖な地域で雪が降らない場合は、冬の乾燥時期でも5℃以上の外気温であれば塗りなおしができます。 詳しくは、外壁塗装を行っている会社に相談しましょう。 なお、コーキング打ち替えなどひび割れ補修は外壁塗装時期と合わせて行うと効率が良く、コストも下げられます。 外壁のひび割れ補修と外壁塗装の塗り直しについて 経年劣化によるクラックや、外壁の塗装表面に発生したクラックは補修も簡単で、外壁塗装の塗り直しで対応できる場合があります。 ここでは、軽度の外壁に生じたひび割れを補修する方法や外壁塗装の塗り直しの必要性を紹介します。 軽度なひび割れの補修方法 経年劣化によるクラックなど、外壁の表面上にとどまっているクラックの修理方法は以下のとおりです。 シーリング(コーキング)充填 ・ 打ち替え 微弾性フィラー擦り込み補修 エポキシ樹脂注入法 左官等の下地補強 外壁に生じたひび割れの補修方法は、ひびが下地にまで達成しているかどうかでやり方が異なります。 下地にまで達していなければ、ひびをうめる方法で補修が可能です。 なお、下地にまで達している場合も応急処置的な意味でひびを埋める場合もあります。 下地にまで達している場合は、下地の塗り直しや大規模なリフォームが必要です。 早期に対応すれば、ひびを埋める対応で十分な場合もあります。 どのようなリフォームが必要かは、外壁塗装を行っている業者に外壁の状態をチェックしてもらって決めましょう。 外壁塗装の塗り直しをする必要性とメリット 外壁塗装をやり直すのもひび割れ補修の有効な方法です。 外壁の表面に発生したひび割れを外壁塗装で修理するメリットは以下の通りです。 補修後の密着性・耐久性が高まる 下地補修も一緒にできる 最新の耐候性・耐久性に優れた塗料を採用することで耐久性を高められる 建物の美観を一新し、外観イメージを刷新できる 外壁塗装は単に外壁の塗り直しをするだけでなく、外壁の修理も一緒に行うケースが大半です。 また、外壁塗装に使われる塗料は日々進歩しています。 例えば、耐水性、耐紫外線性、防汚性に優れた塗料に塗り替えれば、美観が保てるだけでなくメンテナンスの頻度も下げられ、長い目で見れば節約になるでしょう。 単に、ひび割れをふさぐだけでなくひび割れを修理した上に、防水性・耐久性の高い塗料を塗りなおすことで、再発を防げます。 外壁のひび割れに関するよくある質問 ここでは、外壁のひび割れに関するよくある質問を2つご紹介します。 外壁塗装の塗り直しでは対応できないひび割れはありますか? 建物の構造由来のひび割れや、地盤沈下などが原因のひび割れは大幅なリフォームが必要です。 ひび割れの原因や種類は、建物を調査すれば分かります。 個人で判断せず、信頼できる業者にチェックしてもらいましょう。 簡単なひび割れの修理や塗り直しならDIYで可能ですか? 応急処置ならば、ホームセンターで販売されているシーリング材などでも可能です。 ただし、ひび割れの修理や外壁塗装の塗り直しは技術や知識が必要です。 近年は家の修繕やリフォームをDIYで行う方も増えていますが、耐久性や見た目を考えれば専門業者に依頼するのが最適です。 まとめ:外壁のひび割れのご相談はいのペンへ 外壁のひび割れは、美観が損なわれるだけでなく家の寿命を大幅に縮めてしまう可能性があります。 放置しておくほど修理に時間と費用がかかるので、下地までひびが拡大しないうちに修理を行いましょう。 いのペンでは、専用のショールームを設けて外壁塗装の塗り直しのご相談を承っております。 まずはご相談ください。

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2025年10月22日 更新!
外壁塗装に利用可能な国や自治体の助成金をご紹介!活用の方法も解説
外壁塗装の塗り直しは、住まいの美観や耐久性を保つために必要かつ重要なメンテナンスの1つです。 外壁塗装に使われる塗料の寿命に合わせての塗り直しが理想ですが、数十万円以上のまとまった費用がかかるため、躊躇している方もいるでしょう。 そこで注目したいのが国や自治体の「助成金・補助金制度」の活用です。助成金を使えば、自己負担を大幅に抑えられます。また、予算に余裕ができればより耐久性の高い塗料を利用できるため、メンテナンスの頻度が減らせる可能性もあるでしょう。 本記事では、「外壁塗装 助成金」をテーマに、国、埼玉県、三郷市、坂東市、守谷市で利用できる助成金をご紹介すると共に、利用する際の注意点・申請手順等を紹介します。     外壁塗装に使える助成金とは? 外壁塗装の塗り直しに使える助成金とは、主に以下のようなものです。 リフォームの助成金 子育て支援目的の助成金 リフォームの助成金とは、文字通り住宅のリフォームの際に利用できるものです。一例を挙げると、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」などが挙げられます。自宅のリフォームはもちろんのこと、親の家を大幅リフォームして住みたいといった場合にも利用可能です。 子育て支援目的の助成金とは、子育て中やこれから子育てをする予定がある方を対象にした助成金です。「子育てグリーン住宅支援事業」などが該当します。また「結婚新生活支援事業補助金」も、広い意味で子育て支援目的といえます。 それぞれ利用できる条件が異なるので、まずは自分が利用できる条件に当てはまっているか確認してみてください。 国の助成金と自治体の助成金の違い 助成金には、以下の3つの種類があります。 国の助成金:日本に住んでいるならば利用できる 都道府県の助成金:都道府県に住んでいる方ならば利用できる 市町村の助成金:市町村に住んでいる方ならば利用できる 例えば、埼玉県が行っている補助金ならば埼玉県に住民票があったり、移住してくる予定があったりする場合に利用可能です。 市町村の助成金は、県だけでなく市町村に住民票があったり移住したりすることが利用の条件です。例えば、埼玉県の場合は大宮市や三郷市に住民票があるか、移住する計画がある必要があります。 助成金を利用する場合は、どこが行っているか確認した上で申し込みをしてください。 国や埼玉県が行っている外壁塗装で利用できる助成金 ここでは、国や埼玉県が主催している外壁塗装に利用できる助成金の種類と特徴を紹介します。 国や埼玉県が主催している助成金ならば、埼玉県に住んでいる方や移住する方が利用できます。 一方、市町村が主催している助成金は、該当する市町村に居住していたり移住したりすることが条件です。 この点を留意して、利用できるかどうか検討してみましょう。 国が実施している助成金 . 国が実施している助成金は以下の表の通りです。  制度の名前 利用条件 補助金の額 長期優良住宅化リフォーム推進事業 ・既存住宅の長寿命化や省エネ化等に資する性能向上を目的としたリフォームを行う ・子育てしやすい生活環境の整備を行う 80万~160万 子育てグリーン住宅支援事業 省エネ改修等を行う リフォームにより異なる 現在、国が実施している補助金に外壁塗装を直接対象とするものはありません。しかし、省エネリフォームの一環として外壁塗装を行う場合は、対象になる可能性があります。 例えば、断熱性を高めるリフォームをしながら外壁塗装や屋根塗装を行う場合、利用できるケースもあるでしょう。 なお、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」と「子育てグリーン住宅支援事業」の両方とも、申込期間や助成金全体の上限があるため、まずは公式サイトをチェックしてみてください。 申し込み金額が上限に達すると、申込期間中でも利用ができなくなるケースもあります。  埼玉県で実施している助成金 埼玉県独自で実施している外壁塗装に利用できる助成金はありません。 しかし、固定資産税や所得税など税金の優遇制度があります。 例えば、親からリフォーム費用を援助してもらった場合は贈与税が減税されます。 また、固定資産税が減税される制度もあるので、確認してみましょう。 税金の優遇制度に関する問い合わせは、税務署や市役所の担当課にしてみてください。 特に、贈与税が発生する額の援助を受けた場合は、どの程度優遇措置を受けられるか確認して見ましょう。 市町村で利用できる補助金 市町村で利用できる助成金には「個人住宅リフォーム助成金」があります。 個人住宅リフォーム助成金は、「屋根・外壁塗装を含む住宅の改修工事」などに利用でき、 工事費の5%前後が補助されます。 目安としては、5~10%です。 また、いのぺんが対応している三郷市では「木造戸建て住宅の耐震改修に伴うリフォーム補助制度」が実施されています。 耐震改修の際に外壁塗装の塗り直しを行えば、補助金を利用できる可能性があります。 ただし、外壁塗装、屋根塗装だけでは利用できないので注意しましょう。 また、守谷市は「個人住宅リフォーム助成金」の対象外市町村です。 三郷市も守谷市も国が行っている「長期優良住宅化リフォーム推進事業」や「子育てグリーン住宅支援事業」は利用できます。例えば、耐震リフォームや省エネリフォームを行う際に一緒に外壁の塗り直しも可能なので、ぜひ利用してみてください。 助成金を使う際の共通注意点 助成金は給付金とは異なり、条件に当てはまる方の口座に即現金が支払われることはありません。 利用したい場合は、申請や審査が必要です。 ここでは、助成金を使う際の共通注意点を紹介します。 事前申請が必要 助成金を利用する場合、多くの自治体では「工事着手前」に申請書を提出し、承認を得ることが要件です。後から申請・着工済み工事は対象外となる場合があります。 また、 登録業者、認定した業者、指定施工業者など、限定された業者でなければ助成対象とならないことがあるので注意が必要です。 なお、指定業者や認定業者はその旨を公式サイトに記載しているところも多いので、チェックしてみましょう。 自治体の担当課に問い合わせると業者を教えてくれる場合もあります。 助成金には上限がある 助成金には上限があります。上限額は助成金によって異なりますが、工事費の×%、上限×万円といったケースが一般的です。 たとえば、工事費の10%が助成金として利用できて工事費用が100万円の場合、10万円が補助金として利用できます。 なお、10%、上限100万円で、2000万円の大幅リフォームを行った場合、助成金として利用できるのは100万円までです。 利用するのには条件がある 助成金を利用するには、以下のような条件が必要なケースもあります。 税金を対応していないこと 一住宅あたり一回限りの利用であること 定められた業者を利用し、指定の報告書を提出すること 定められた期間内に申請すること 利用する補助金にどのような条件が指定されているか、必ず確認しましょう。 場合によっては、工事を依頼した業者が説明してくれる場合があります。 補助金の振り込みは工事が完了した後 補助金の振り込みは工事が完了した後が原則です。 工事が開始される前は振り込みされません。 そのため、工事の料金は一度施主が払う必要があります。 例えば、自己資金が0円、契約前に補助金を受け取って前金にするということはできません。 自己資金が足りない場合は、リフォームローンを利用するなど工夫しましょう。 外壁塗装で助成金を申請する基本的な流れ ここでは、外壁塗装で助成金を申請する基本的な流れを紹介します。 流れを知っておけば、利用を検討する際や相談をする際に役立つでしょう。 なお、申請までの流れは助成金の種類や自治体によって多少異なります。 助成金制度の調査・確認・事前相談  国や県・居住自治体(市区町村)の公式Webサイトまたは担当課の窓口で外壁塗装に使える助成金制度があるか確認します。 場合によっては、担当課に相談にのってもらえるケースもあります。 なお、助成金の種類によっては、着工前に助成対象かどうかの事前確認(プレ審査)や事前申請が義務付けられています。 この場合、自治体から業者を紹介してもらえることもあるでしょう。 見積り取得・工事計画作成と申請書類の作成・提出 対象業者がある場合は、見積りを依頼し、補助対象となる工事項目や仕様を確定します。 見積書には詳細な内訳と業者情報が必要なケースもあるので、補助金を利用した実績が豊富な業者に選ぶのがおすすめです。 工事計画書や申請書類ができあったら、助成金申請書・委任状・見積書の写し・所有者証明・納税証明書(納税証明書等公的書類)などと共に、定められた場所に提出しましょう。 審査と採択通知・工事 提出した書類を自治体が審査し、補助対象と認められるかどうか判断します。 承認(採択)通知が来たら工事着手となります。 工事は補助対象条件に則った仕様・材料で工事を実施する必要があり、工事前・工事後の写真撮影が求められるケースもあるので、業者と確認したうえで必要な措置を行いましょう。 実績報告・書類提出 工事完了後、報告書や施工後写真・領収書・請求書の写しなどを自治体に提出します。 必要な書類は利用する助成金によって異なります。 また、書類作成や提出は工事業者が代理で行ってくれることもあるので、任せてしまってもいいでしょう。 そのあたりの話し合いは、工事前にしておくのがおすすめです。 なお、自分で提出する場合は必要な書類や写真をしっかりと確認したうえで対処してください。 書類に不備があると助成金交付が遅れる場合があります。 助成金交付や事後監査 報告内容が認められれば、助成金や補助金が交付されます。支払形態は現金交付、口座振込など自治体による方式があります。 なお、助成金制度によって、数年後の耐用性や施工状況について点検・報告義務が入る場合があります。 この場合は、必要な書類が家に送られてくるケースもあるので、書き方を聞いて記入しておきましょう。 助成金を利用するときは実績がある工務店への相談がおすすめ 助成金申請は、条件確認、書類準備、見積り調整、着工時期管理など、手間と専門知見を要します。特に次のようなケースでは、専門業者に依頼するのが安全かつ効率的です。 制度適用可否の判断が難しい場合 書類準備・申請窓口とのやり取りが不安な場合 助成金採択確率を上げたい時 特に、申請業者が工事を行うことが利用の条件の場合は、業者に相談することが前提になっています。 業者も、助成金を利用した工事を請け負うことで依頼者が増えるメリットもあるので、気軽に相談してみましょう。 業者によっては、相談会を開いているところもあります。 なお、業者に依頼する際のポイントとしては以下をチェックしておくと安心です。 助成金申請の実績があるか 見積り・仕様記載は明瞭に行ってくれるか 申請代行やサポート体制は整っているか 口コミが低すぎないか アフター保証・施工保証はしっかりしているか 過去に助成金を利用したリフォーム案件の実績がある業者なら、制度要件・書類形式に精通しているので、信頼できます。 また、 助成金制度申請の代行やサポートを行ってくれる業者であればさらに心強いでしょう。 リフォーム工事はやることがたくさんあるので、代行できるものはすべて任せられるのならば心身ともに負担が軽くなります。 さらに、助成金を受けた後の不具合対応や検査対応を含めて保証してくれる業者であればより安心です。 まとめ 本記事では、外壁塗装で利用できる助成金や利用方法について解説しました。 2025年10月現在は、外壁塗装だけで助成金を利用できる市町村は限られています。 しかし、省エネリフォームなどを行う際に外壁塗装や屋根塗装を行えば、助成金が利用できるケースもあります。 リフォームを行うならば複数のものを一度に行ったほうが、トータル費用を抑えられるのでおすすめです。 助成金を利用したいと検討している方は、いちど「いのペン」にもご相談ください。

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2025年10月18日 更新!
遮熱塗料で屋根温度-5℃!9月の実測データを三郷市で比較
こんにちは! 外壁塗装専門店「いのぺん」広報です。 毎月恒例の【屋根遮熱実演コーナー】、9月も観測を行いました! 8月に続き、9月後半(9/16〜9/30)は晴天日が多く、遮熱塗料の効果がよりはっきり表れました。 ※過去の検証結果はこちら  ⇨遮熱効果、ほんとにある?屋根塗料の実力を1か月観察してみました!(4月) ⇨遮熱塗料、5月も効果バツグン!屋根の温度を1か月観測してみた結果 ⇨梅雨の屋根、遮熱効果は?6月の遮熱実験検証レポート! ⇨ 真夏の屋根、遮熱効果は?7月の遮熱塗料検証レポート! ⇨真夏8月の遮熱塗料の効果とは?屋根温度を徹底比較! 9月の屋根遮熱効果データ【三郷市で実測】 13時に放射温度計で屋根の表面温度を測定しました。 【 比較した塗料の種類】 遮熱塗料(サーモアイSi) 無機塗料(プレミアム無機ルーフ) 未塗装スレート 遮熱塗料は9月後半も屋根温度をしっかり抑制 9月後半は最高気温32〜35℃、晴天日が続き、遮熱塗料と他塗料の温度差が5℃以上となる日が多数。 9/26(晴れ・気温32℃)の屋根表面温度 遮熱塗料:74.5℃ 無機塗料:82.9℃ 未塗装:82.3℃ 遮熱塗料は無機塗料より -8.4℃ 低く抑えられました。 ※日射条件が安定していたため、温度差が出やすい環境でした。 無機塗料は中間性能でバランス型 無機塗料は未塗装より温度を抑えられますが、遮熱塗料ほどの差はなし。 「デザイン性・耐久性も重視しつつ、屋根の暑さ対策をしたい」方におすすめです。 遮熱塗料のメリット 室内温度上昇を抑え、快適性アップ 冷房効率向上で省エネ・光熱費削減 屋根の劣化を軽減し、建物を長持ち ※建物の断熱性能や立地条件によって感じ方に差があります。 ショールームで遮熱効果を体感できます! いのペン三郷ショールーム前の【屋根遮熱実演コーナー】で体感可能。 手をかざせば塗料ごとの温度差がすぐにわかります。 ※屋根表面は非常に高温になる場合があります。直接触れないよう注意してください。 まとめ:遮熱塗料は屋根リフォームに最適 9月後半の実測データから、晴天・高温条件下でも遮熱塗料は屋根温度をしっかり抑制。 屋根リフォーム・外壁塗装を検討中の方は、遮熱塗料をぜひ候補に。 冷房効率アップや光熱費削減、快適な住まいづくりに役立ちます。 \「いのぺん」では無料診断・お見積りも承っております。お気軽にご相談ください!/

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2025年10月11日 更新!
外壁塗装で迷ったら読む!料金以外の不安も解消できる安心の会社選びガイド
外壁塗装専門店いのペン広報です! 外壁塗装を検討していると、多くの方が 「どの会社に頼めばいいのか迷ってしまう…」と感じます。 見積もりを取っても、価格や施工内容だけでは判断が難しく、 決められないことも少なくありません。 そこで今回は、外壁塗装で迷いやすい料金以外の不安(阻害要因)と、 いのペンなら安心して任せられる理由をご紹介します。 外壁塗装で迷う理由とは?料金以外の阻害要因 外壁塗装は大きな買い物です。 料金以外の不安があると、「どうしよう…」と迷ってしまうことも。 会社自体への不安:「施工後に会社がなくなったら、保証はどうなる?」 営業マンへの信頼感:「担当者は信頼できる人?強引な営業をされないか不安…」 提案プランが合わない:「希望している仕上がりや予算に合ったプランか分からない」 家族の納得が得られない:「どう決めるか迷ってしまい、外壁塗装を踏み切れない…」 希望条件が合わない:「工事内容やスケジュールが希望とずれている」 希望時期が合わない:「工事のタイミングが希望とずれている」 他社で決めてしまう可能性:「結局他社で決められてしまうかもしれない…」  安心して任せられる会社の条件:会社の安定性 外壁塗装は一度の費用が大きく、施工後のサポートも長期にわたります。 会社が安定していれば、 長期保証や定期点検などのアフターサービスも安心して受けられます。 いのペンは外部の企業調査機関から、健全な経営基盤と県内上位の売上規模が確認されています。 これは、単に「会社が存続している」というだけでなく、長くお客様と向き合える信頼性の証です。 いのペンなら料金以外の不安も解消 いのペンでは、上記の阻害要因に対して以下の対応をしています。 会社への不安を解消:健全な経営基盤と県内上位の実績で安心! 営業マンへの信頼感:経験豊富な担当者が丁寧に対応、無理な営業なし! プランの柔軟性:お客様の希望に合わせた施工プランを提案 家族も安心:家族と相談しながら、納得できるまで丁寧に説明します! 希望条件に合わせた調整:工事内容やスケジュールなど、お客様の状況に合わせて柔軟に対応 希望時期への対応:工事スケジュールもできる限り希望に合わせます 他社との比較でも安心:施工内容やサポート体制を透明に提示。いのペンでは相見積もりも歓迎しています! 会社の安定性とサポート体制があるからこそ、こうした不安を長期にわたって解消できます。 施工品質+会社の信頼性で選ぶ安心感 外壁塗装は「塗って終わり」ではありません。 施工後も安心して住まいを守るためには、会社の安定性と信頼性が不可欠です。 いのペンは施工品質はもちろん、第三者機関から評価された安定した経営基盤があります。 これにより、料金以外の不安もすべてクリアできる体制を整えています。 外壁や屋根の塗装、ちょっとした修理やメンテナンスも、困ったときにすぐ相談できる安心感。 それが、本当の意味でのお客様の「安心」につながります。 \外壁塗装で迷ったら『いのぺん』へ!無料診断・お見積り承ります/ 「あなたのとなりに いのペン」なのら! お問い合わせ先 TEL: 0120-420-899 営業時間: 9:00〜18:00(月・日曜祝定休)

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